過去の放送

Vol.579 会員限定

今、杉田水脈議員が「真実」を訴える

法務局「人権侵犯」認定には根拠法がない

2023.11.24 61分

≪櫻井よしこの対談後記≫
 杉田水脈さんをお迎えして有元隆志さんとともに難しい問題を論じました。
 朝日新聞をはじめ、左のメディアに叩かれに叩かれている杉田さんの問題です。
 杉田水脈さんは正体の分からない相手に、人権侵犯の訴えを起こされ、札幌と大阪の法務局がその訴えを認めました。
 杉田さんには弁明の機会は与えられていませんでした。
 非公開の議論をメディアに暴露され、そこから凄まじい人権侵犯バッシングが始まったのです。
 よくよく調べてみると、今回の人権侵犯を認定する法的根拠はありませんでした。人権侵犯を認めた行政措置についても法的根拠がありませんでした。法的根拠のない法的制裁が行われている日本は、事実上の無法国家ではないでしょうか。
 日本社会の基盤を蝕む闇を覗いた気がいたしました。このような状況の中に日本があるのだということを認識し、このような欠陥を正していく力になってほしいと思います。

≪対談で語られた論点≫
 1.法務局は杉田議員「人権侵犯」認定に事前聴取をせず
 2.2015~2023人権侵犯認定までの事実経過
 3.2016ジュネーブ国連女子差別撤回委員会で何が起きたか
 4.杉山外務審議官が「慰安婦の嘘」「朝日捏造報道」を説明
 5.札幌、大阪の申立人はジュネーブ会議の「現場」にいた
 6.大阪申立人は専門家、弁護士に相談し札幌にも連絡(北海道新聞)
 7.杉田議員には「誰が訴えたか」など知らされていない
 8.狙い撃ちバッシング共同なんと20本、朝日、毎日は社説
 9.杉田=差別主義者のレッテル張り、メディアこそ人権侵犯
10.「札幌に続き大阪」ではなく、札幌、大阪は同じ認定
11.共同通信に杉田番?朝日と同じ“角度”付き記事配信
12.ネットや新聞記事による言論弾圧もある
13.杉田議員の国連「歴史戦」を報じたのは産経のみ
14.誰にも知られていない法務局の人権相談の実態
15.人権擁護委員は全国で約20万人、どんな人がなれる?
16.なんと!日本には人権侵犯認定の法的な根拠ない
17.杉田議員に起きているのは人権擁護法案の蒸し返し
18.申立人は「人権機構」の創設を訴えている(北海道新聞)

杉田水脈

杉田水脈
自民党衆議院議員

1967年生まれ。衆議院議員。鳥取大学農学部を卒業後、住宅メーカー勤務を経て、兵庫県西宮市役所に勤務。2010年に退職。2012年、第46回衆議院議員総選挙において、比例代表近畿ブロックで当選(日本維新の会公認)。2017年、第48回衆議院議員総選挙において、比例代表中国ブロックで当選(自由民主党公認)。自由民主党山口県衆議院比例区第二支部長、外交調査会幹事。著書に『慰安婦像を世界中に建てる日本人たち』(産経新聞出版)など。

有元隆志

有元隆志
産経新聞月刊「正論」発行人兼調査室長

1965年神奈川県生まれ。学習院大学法学部卒業、1989年産経新聞社入社。ワシントン特派員、政治部次長、編集局副編集長、政治部長を歴任。現在、フジサンケイグループの理論的支柱である月刊誌『正論』の発行人兼調査室長を務める。主な著書に「歴史戦」「日本共産党研究」(産経新聞出版、共著)など。

※ プロフィールは放送日2023.11.24時点の情報です

言論テレビ 会員募集中!

生放送を見逃した方や、再度放送を見たい方など、続々登場する過去動画を何度でも繰り返しご覧になることができます。
詳しくはこちら
Instagramはじめました フォローはこちらから

アップデート情報など掲載言論News & 更新情報

週刊誌や月刊誌に執筆したコラムを掲載闘うコラム大全集

  • 異形の敵 中国

    異形の敵 中国

    2023年8月18日発売!

    1,870円(税込)

    ロシアを従え、グローバルサウスを懐柔し、アメリカの向こうを張って、日本への攻勢を強める独裁国家。狙いを定めたターゲットはありとあらゆる手段で籠絡、法の不備を突いて深く静かに侵略を進め、露見したら黒を白と言い張る謀略の実態と大きく揺らぐ中国共産党の足元を確かな取材で看破し、「不都合な真実」を剔抉する。

  • 安倍晋三が生きた日本史

    安倍晋三が生きた日本史

    2023年6月30日発売!

    990円(税込)

    「日本を取り戻す」と叫んだ人。古事記の神々や英雄、その想いを継いだ吉田松陰、橋本左内、横井小楠、井上毅、伊藤博文、山縣有朋をはじめとする無数の人々。日本史を背負い、日本を守ったリーダーたちと安倍総理の魂と意思を、渾身の筆で読み解く。

  • ハト派の嘘

    ハト派の噓

    2022年5月24日発売!

    968円(税込)

    核恫喝の最前線で9条、中立論、専守防衛、非核三原則に国家の命運を委ねる日本。侵略者を利する空論を白日の下にさらす。 【緊急出版】ウクライナ侵略、「戦後」が砕け散った「軍靴の音」はすでに隣国から聞こえている。力ずくの独裁国から日本を守るためには「内閣が一つ吹っ飛ぶ覚悟」の法整備が必要だ。言論テレビ人気シリーズ第7弾!