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Vol.586 会員限定

検察は「清和会5人衆」を攻めきれるのか

論壇大御所 田久保忠衛国基研副理事長逝く

2024.01.12 63分

≪櫻井よしこの対談後記≫
 今夜は石橋文登さんと有元隆志さんをお招きして、岸田政権の実態を分析しました。能登地震では自衛隊が非常によくやっているというのに、そこに岸田さんの顔は見えてきません。なぜでしょうか。
 政治資金不記載問題は、来週また山場がやってきます。清和会と志帥会が集団で修正申告します。
 政治刷新会議で打ち出される派閥解消の行方はどうなるのか。非常に興味深い分析が示されました。政治を良くするにはどうすればいいか、そのヒントをくみ取っていただければと思います。

≪対談で語られた論点≫
 1.言論界の「侍」田久保忠衛国基研副理事長逝く 90歳
 2.岸田政権は能登地震に迅速に対応できたか
 3.岸田首相の対応が「よくやってる」という印象がない
 4.岸田首相は常時防災服を着るなど自己演出しないのか
 5.来週に清和会、志師会100人規模収支の修正申告か
 7.検察は「清話会事務総長」まで立件するのか
 8.自民派閥刷新本部のメンバーは“刷新”と程遠い
 9.最高顧問の麻生氏と菅氏は「派閥」の考えが真逆
10.菅ガネーシャの会も緩やか派閥→拡大派閥となるか?
11.岸田首相は宏池会を解散できるか
12.派閥から政策集団に移行すべきだ
13.“世話好きお爺さん”森元首相しか大派閥は扱えない
14.麻生氏訪米はトランプがらみ?
15.大災害時になぜ河野太郎氏は訪米するのか
16.八王子、京都市長選の行方?4月に補選が続々!

石橋文登

石橋文登
政治ジャーナリスト・千葉工業大学特別教授

1966年福岡県生まれ。90年、京都大学農学部を卒業後、産経新聞社に入社。奈良支局、京都総局、大阪社会部を経て2002年に政治部に異動。政治部次長を経て、編集局次長兼政治部長などを歴任。2019年4月、同社を退社。6月から千葉工業大学審議役、2020年7月から特別教授。著書に「安倍『一強』の秘密」(飛鳥新社)、「国会議員に読ませたい敗戦秘話」(産経新聞出版、共著)、「『脱原発』が地方を滅ぼす」(産経新聞出版、共著)など多数。

有元隆志

有元隆志
産経新聞月刊「正論」発行人兼調査室長

1965年神奈川県生まれ。学習院大学法学部卒業、1989年産経新聞社入社。ワシントン特派員、政治部次長、編集局副編集長、政治部長を歴任。現在、フジサンケイグループの理論的支柱である月刊誌『正論』の発行人兼調査室長を務める。主な著書に「歴史戦」「日本共産党研究」(産経新聞出版、共著)など。

※ プロフィールは放送日2024.01.12時点の情報です

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