≪櫻井よしこの対談後記≫
　いよいよ自民党総裁選が始まりました。
　茂木さんが真っ先に立候補を表明し、林さんも続きました。小林鷹之さんも同様です。わからいのが小泉進次郎さんです。いまだに小泉さんが本当に出るのか、出ないのか不透明なところがあります。
　今夜のゲストは石橋文登さん、有元隆志さん、平井文夫さんでしたが、私を入れて４人で個々の総裁候補の戦略、戦術を分析しました。
　多くのことを話しましたが最有力候補の高市早苗さんへのアドバイスは、あくまでも高市らしさを失うなということです。

≪対談で語られた論点≫
　１．石破氏の残した数々の「負の遺産」
　２．石破解散は大儀なく自分がしがみつくだけ
　３．石破おろしは旧安倍派でなく石破派が騒いだ
　４．石破、赤沢が残した８０兆円の日米不平等協定
　５．シンジロー不出馬情報はTBS番組から始まった
　６．石破票の行方は誰に行くか
　７．櫻井特ダネ！党員投票でミラクルが起こる
　８．党員選挙の勝ち馬に議員はくっつく
　９．高市氏なら公明党は連立から下野する可能性
１０．　茂木氏が出馬する理由は
１１．コバホークが出馬した意味が分からない
１２．安倍「左右にウイングを広げるな！」の意味
１３．県選投票で勝ち馬に乗ると将来が開ける
１４．茂木氏はなぜ出馬したのか
１５．高市早苗は高市カラーでトガッテいたほうがよい
１６．立憲野田、安住はTHE財務省そのもの
１７．地上波はマイルドが好き！シンジローが好き！
１８．自民党はどの政党と連立を組むのか

石橋文登
政治ジャーナリスト・千葉工業大学特別教授

1966年福岡県生まれ。90年、京都大学農学部を卒業後、産経新聞社に入社。奈良支局、京都総局、大阪社会部を経て2002年に政治部に異動。政治部次長を経て、編集局次長兼政治部長などを歴任。2019年4月、同社を退社。6月から千葉工業大学審議役、2020年7月から特別教授。著書に「安倍『一強』の秘密」（飛鳥新社）、「国会議員に読ませたい敗戦秘話」（産経新聞出版、共著）、「『脱原発』が地方を滅ぼす」（産経新聞出版、共著）など多数。

有元隆志
産経新聞特別記者

1965年神奈川県生まれ。学習院大学法学部卒業、1989年産経新聞社入社。ワシントン特派員、政治部次長、編集局副編集長、政治部長、フジサンケイグループの理論的支柱である月刊誌『正論』の発行人兼調査室長を歴任。主な著書に「歴史戦」「日本共産党研究」（産経新聞出版、共著）など。

平井文夫
ジャーナリスト・フジテレビ客員解説委員

フリージャーナリスト兼政治評論家。フジテレビ客員解説委員。夕刊フジ「ニュース裏表」、月刊正論「平井文夫の聞かねばならぬ」を連載中。

※ プロフィールは放送日2025.09.12時点の情報です