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「新皇室時代へ」未来への希望と葛藤

4・30退位、5・1即位では空位ができる

2017.12.29 62分

 対談は師走29日の寒い夜に行われました。対談の冒頭で、作家の竹田恒泰氏は「特措法には4月30日に天皇は退位し、皇子が直ちに即位すると書いてあるが、即位は5月1日なので時間はわずかではあるが、日本国の統治に「空位」が生ずる。皇位継承の儀式を考える時に絶対に空位が有ってはいけない」と意見を述べました。
 対談の中で櫻井キャスターは「女性皇族がご結婚すれば民間人になられて皇族がどんどん減っていく。悠仁様の時代には周りに皇族がいらっしゃらないという状況が生まれるかもしれない」と指摘しました。竹田氏は「皇族とは何か、皇族はいざという時の天皇を出す家と考えていただけると良いと思う。ご公務も大変尊いことだが、皇族はご公務のためにいらっしゃるわけではなく『血のリレーの伴走者』であることが重要です」と答えました。さらに櫻井キャスターが「戦後、GHQに皇籍離脱をさせられた旧宮家が11ある。皇族の方々の意思でもなくGHQが一方的に押し付けたものだ。もう一度旧皇族の方々皇族に復帰していただくのも皇位安定継承の一つの方法だと思う」と意見を述べました。竹田氏は「旧宮家の一番若い世代で男女合わせて⒑数人、約半分が男の子です。これからも若い世代が増える傾向にある」と応ずると、櫻井キャスターは「旧宮家の皇族復帰は現実論としてあり得る」と締めくくりました
 新年1月に政府は、元号の選定や儀式の在り方などの検討を始める予定です。ご譲位、ご即位までの約1年半、伝統と現在の社会を調和させて、どのような「皇室新時代」を作るのか、模索が続くことになります。

≪対談で語られた論点≫
 1.光格天皇以来200年ぶりのご譲位
 2.4月30日と5月1日になぜ分けるのか
 3.4月30日は「譲位式」とすべきだ
 4.憲法通説では今上天皇は125代天皇ではなく2代天皇?
 5.憲法学者の98%は「8月革命説」を信じている
 6.天皇のどんな「権限」が国民に移ったのか
 7.転向に転向を重ねた東大憲法学最高権威「宮沢俊義」
 8.昭和天皇陵と大正天皇陵が同サイズの意味
 9.皇太子ご夫妻への期待
10.皇族は「血のリレーの伴走者」
11.旧宮家の中に男系男子がかなりいる
12.「宮家復活」と旧皇族の男系男子が「宮家を受け継ぐ」
13.皇位継承を安定させるには4宮家体制が必要だ

竹田恒泰
作家

昭和50年に東京生まれ。生家は旧皇族・竹田家で、明治天皇の玄孫に当たる。慶應義塾大学法学部卒業、憲法学・史学の研究に従事する。日本オリンピック委員会(JOC)会長の竹田恒和氏は父。平成18年に著書『語られなかった皇族たちの真実』で山本七平賞を受賞、その他『エコマインド~環境の教科書』、『皇室へのソボクなギモン』(共著)、『旧皇族が語る天皇の日本史』、『面白いけど笑えない中国の話』、『面白いけど笑えない韓国の話』など著書多数。ニコニコ動画「竹田恒泰チャンネル」で新聞記事解説を配信中。

※ プロフィールは放送日2017.12.29時点の情報です

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