≪櫻井よしこの対談後記≫
杉田さん、大高さんという2人による知的好奇心溢れるレポートは恐らく皆様の期待通り、スクープあり、鋭い問題提起ありでした。これまで幾度か触れてきた科研費の闇をもう1つ明らかにしたと思います。去年の実績で2700億円を超える科研費が多くの研究者や学者に割り振られました。天皇陛下の御下賜金から始まったこの貴重な財源が思いがけない形で使われています。言論の自由も学問の自由もとても大切です。そうした中で、しかし、私たちの税金の使い方には公正さを期待したいものです。そのために是非、杉田さんのレポート部分を見て下さい。
大高さんは長崎の潜伏キリシタン関連の建物などがユネスコの記憶遺産に登録しそうなことに関連して、そもそもキリスト教徒弾圧に的を絞った登録がいかにおかしいかということについて詳しく論じています。歴史問題の深い根がここにもあります。是非情報を共有してくださいね。
≪対談で語られた論点≫
1.科研費の本来の目的と仕組み
2.科研費の決定は大学教授に丸投げ
3.疑問があれば大学に「開示請求」ができる
4.山口二郎研究がなぜ科研費6億円なのか
5.共同研究者でない香山リカ対談が成果物?
6.動画「慰安婦はMe Tooだ」は科研費?
7.大阪大は認めず牟田和恵教授は認める
8.琉球独立運動は科研費で主張するものか
9.迫害だけが強調された長崎・天草遺産登録
10.およそすべてが「西早稲田2-3-18」
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杉田水脈
衆議院議員
1967年兵庫県生まれ。1990年鳥取大学農学部林学科修了。2012年衆議員議員選挙で日本維新の会から出馬し初当選した。2014年次世代の党の結党に参加した。慰安婦問題に積極的に取り組み、『「慰安婦問題」に関する河野談話の見直しを求める署名活動』においては事務局長として活動。2014年衆院選で落選したが、その後国連など世界各国を飛び回り捏造された歴史問題を追及した。2017年衆院選に自民党から出馬、比例中国ブロックで当選した。著書に『なでしこ復活-女性政治家ができること』、『慰安婦像を世界中に建てる日本人達』など多数。
大高未貴
ジャーナリスト
1969年生まれ。フェリス女学院大学卒業。94年度ミス日本国際親善。ジャーナリストを志し世界70カ国以上を訪問、ダライラマ14世、PLOアラファト議長などのインタビューに成功した。寄稿、講演活動のほか、『日本文化チャンネル桜』のキャスターも務める。著書に『日韓”円満”断交はいかが? 女性キャスターが見た慰安婦問題の真実』 など。
※ プロフィールは放送日2018.05.18時点の情報です