山田 吉彦
東海大海洋学部教授
1962年生まれ。埼玉大学経済科学研究科博士課程修了。現在、東海大学海洋学部教授。専門は海洋政策、海洋安全保障、現代海賊問題、国境問題、離島問題 。著書に『驚いた!知らなかった日本国境の新事実』、『日本国境戦争』、『日本の海をめぐる攻防』、『海賊の掟』、『尖閣激突』(共著)、『解決! すぐわかる日本の国境問題』など多数。
この番組の放送日2月7日(金)は、北方領土返還運動の盛り上がりを図るために設定された「北方領土の日」でした。同じ日、ソチ冬季五輪開会式が華々しく繰り広げられました。安倍首相は当初「北方領土の日」と「五輪開会式」が重なるため、開会式への出席を見送る方針でした。この開会式をめぐっては、ロシアが昨年制定した反同性愛法を欧米各国が批判し、オバマ大統領ら各国首脳が開会式を欠席する事態となっています。ロシア側から強い要請を受け取った安倍首相は、プーチン大統領との個人的な関係をさらに固め、北方領土問題にも弾みをつけたいとして開会式への出席を決め、翌8日にプーチン大統領との首脳会談に臨みました。プ-チン大統領の面子を救った安倍首相の次なる攻めの一手はなにか、そして最近、山田教授が参加した日露専門家会議でのロシア側の考え方を紹介していただきながら議論を展開していただきました。
≪動画インデックス≫
1.北方領土交渉の略史、ロシアと日本の主張の違いを櫻井キャスタ―が解説
2.日露専門家会議でロシア側の意外な意見とは?
3.今年の特徴はロシア専門家が中国脅威論を言い出したことだ
4.ロシア専門家は「70~100年前の出来事に謝罪せよとの要求は
地域の安定に有害」とキッパリと語った
5.ロシアの興味は極東開発に日本はどれだけ協力してくれるかだ
6.安倍・プーチン安定政権の1~2年の間に北方領土解決のレールを敷くべきだ
7.日本政府の北方領土返還は2島、3島、3.5島、4島一括のどの方法だ?
8.国後水道はロシア潜水艦の通る軍事重要拠点で変更は至難の業だ!
9.安倍首相は日本の強みを前面に出して攻める交渉をすべきだ
10. 日本人の意識の中で北方領土問題解決への関心が薄れてきている
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山田 吉彦
東海大海洋学部教授
1962年生まれ。埼玉大学経済科学研究科博士課程修了。現在、東海大学海洋学部教授。専門は海洋政策、海洋安全保障、現代海賊問題、国境問題、離島問題 。著書に『驚いた!知らなかった日本国境の新事実』、『日本国境戦争』、『日本の海をめぐる攻防』、『海賊の掟』、『尖閣激突』(共著)、『解決! すぐわかる日本の国境問題』など多数。
※ プロフィールは放送日2014.02.07時点の情報です
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