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Vol.587 一般公開

日本は頼清徳台湾にあらゆる支援を!

蕭美琴副総統の存在が「アメリカの安心」

2024.01.19 62分

≪櫻井よしこの対談後記≫
 岸田総理の派閥解散宣言をきっかけに、清和会、志帥会の解散も決まりました。これからは政策集団になっていくと思われますが、本当に果実を生むことができるのか、それが出来れば日本の自民党政治は再生すると思います。一部の人々を除いて大半の政治家にはそれは無理なのではないかと危惧しています。これは自民党に限らず、野党についても言えることです。
 今夜は台湾問題を扱いました。民進党が3期連続で総統府を取りましたが、立法院(日本の国会に相当)は国民党が勝ちました。いわゆるねじれ構造の中で、頼清徳政権が出来ることは非常に限られます。まさに日本の危機です。日本のなすべきことを論じました。

≪対談で語られた論点≫
 1.岸田派など派閥解散は「繰り返される茶番劇」なのか
 2.安倍元首相は派閥や党を横断し政策を磨いた
 3.門田氏撮影映像:民進党勝利直後の祝賀会場の興奮
 4.立法院はねじれ、民衆党柯文哲氏にキャスティング・ボート
 5.頼正徳氏は安倍元首相の枕元まで駆けつけた親日家
 6.民主的透明な選挙が世界中で台湾の地位を高めた
 7.次回選挙は蒋介石ひ孫、蔣万安台北市長(国民党)に注目
 8.元駐米代表の蕭美琴副総統が「アメリカの安心」
 9.安倍元首相がトランプタワー訪問でトランプ氏を親台派に
10.中国は国民党と民衆党を味方に抱き込む工作
11.権限の強い立法院議長候補は韓国瑜氏が有力か
12.日本は台湾をTPPなど地域連合の枠組みに加入させよ

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門田隆将

門田隆将
作家・ジャーナリスト

1958 年高知県生まれ。 中央大学法学部卒業後、新潮社に入社。 週刊新潮編集部に配属され、記者、デスク、次長、副部長を経て、2008 年4月独立。 「毅然と生きた日本人」をテーマに幅広い分野で作品を執筆。 『この命、義に捧ぐ 台湾を救った陸軍中将根本博の奇跡』で、山本七平賞受賞。主な著書に『なぜ君は絶望と闘えたのか 本村洋の3300日』、『死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発の五〇〇日』、『汝、ふたつの故国に殉ず 台湾で英雄となったある日本人の物語』、『奇跡の歌 戦争と望郷とペギー葉山』(小学館)、『オウム死刑囚 魂の遍歴 井上嘉浩 すべての罪はわが身にあり』、『日中友好侵略史』など多数。

石平

石平
評論家

1962年、四川省生まれ。北京大学哲学部を卒業後、四川大学哲学部講師を経て、88年に来日。95年、神戸大学大学院文化学研究科博士課程修了。2007年、日本に帰化。2002年に『なぜ中国人は日本人を憎むのか』(PHP研究所)を発表し、中国の反日感情の高まりを警告、以後、中国や日中関係の問題について、講演・執筆活動・テレビ出演などで精力的に展開している。第23回山本七平賞受賞。著書多数。

※ プロフィールは放送日2024.01.19時点の情報です

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