≪櫻井よしこの対談後記≫
　相変わらず自民党総裁選を取り上げました。ゲストもおなじみの石橋文登さん、有元隆志さん、平井文夫さんです。
　小泉進次郎さんの総理総裁としての資格について論じました。彼がなれば確実に自民党が壊されていくという結論です。
　高市さんになってもいまの日本の状況は非常に難しいと思いますが、それでも小泉さんよりはずっといいでしょう。
　日本の危機は深いのです。政党の代表を決めるときにもっと党員の意見を尊重すべきかどうかについても議論をいたしました。皆様のお考えはどうでしょうか。

≪対談で語られた論点≫
　１．投票前夜、永田町にウソ情報が駆け巡る
　２．なぜ小泉側近は高市支持８２６党員を大量離党させたか
　３．逢沢選挙管理委員会はあまりに不公正だ
　４．理解できないオールドメディアの“小泉人気”
　５．「小泉兄弟そろって最後の将軍」とは
　６．余り目立たない林芳正議員票がなぜ伸びているか
　７．櫻井よしこが林支持議員に理由を直撃電話取材
　８．まさか！高市VS林決戦投票もあり
　９．岸田派の議員票はどちらに流れるか
１０．日中もめごとは野中→古賀→二階→林
１１．　高市党員票は過半数を目指す勢い
１２．自民総裁選は党員票、国民の声を重視すべきだ
１３．林党員票の後押しは古賀誠氏、山崎拓氏
１４．小泉不出馬諭に踊らされた政治評論家
１５．高市VS小泉決選投票の票の流れ
１６．若い自民党議員は日和見でなく大暴れせよ
１７．高市早苗は決選投票前の演説で頑張れ！
１８．国際社会は党の代表を議員でなく党員が決める

石橋文登
政治ジャーナリスト・千葉工業大学特別教授

1966年福岡県生まれ。90年、京都大学農学部を卒業後、産経新聞社に入社。奈良支局、京都総局、大阪社会部を経て2002年に政治部に異動。政治部次長を経て、編集局次長兼政治部長などを歴任。2019年4月、同社を退社。6月から千葉工業大学審議役、2020年7月から特別教授。著書に「安倍『一強』の秘密」（飛鳥新社）、「国会議員に読ませたい敗戦秘話」（産経新聞出版、共著）、「『脱原発』が地方を滅ぼす」（産経新聞出版、共著）など多数。

有元隆志
産経新聞特別記者

1965年神奈川県生まれ。学習院大学法学部卒業、1989年産経新聞社入社。ワシントン特派員、政治部次長、編集局副編集長、政治部長、フジサンケイグループの理論的支柱である月刊誌『正論』の発行人兼調査室長を歴任。主な著書に「歴史戦」「日本共産党研究」（産経新聞出版、共著）など。

平井文夫
ジャーナリスト・フジテレビ客員解説委員

フリージャーナリスト兼政治評論家。フジテレビ客員解説委員。夕刊フジ「ニュース裏表」、月刊正論「平井文夫の聞かねばならぬ」を連載中。

※ プロフィールは放送日2025.10.03時点の情報です