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Vol.110 一般公開

解散の決断は「官僚主導政治からの脱却」と「党内引き締め」
「自民党の約100人は、中選挙区時代のまんまの守旧派だ」

2014.11.28 55分

 衆議院が11月21日に解散され、投開票日の12月14日に向けて安倍政権の2年を問う選挙戦が始まりました。現在でも自民は295議席、公明31議席、自公合わせて326議席(衆院の過半数は238議席)の議席を持っている安倍首相が、なぜ解散総選挙に打って出たのか、この点をお聞きするのが政界の表も裏も知る屋山太郎氏との対談の狙いです。
 
 屋山氏は、安倍首相が衆院解散の決意に至ったのは、消費税導入について「財務省」と党内の「財務省応援団」との対立が収まらないことがきっかけだったと語りました。櫻井キャスターが「安倍首相は、財務省に対し厳しく自分の意思を示した初めての総理大臣ですね」と述べると、屋山氏は、「官僚主導を改めるのは第1次安倍内閣の時からのテーマで、今は各省の審議官以上600人の人事を握っている」と財務省に対する対抗策を講じていると述べました。さらに屋山氏は「自民党の約100人は中選挙区時代のまんまの守旧派です」と語ると、櫻井キャスターは「選挙で議席を大きく減らさなければ、財務省にも党内にも強い決断を示し、安倍首相の求心力を高め、安倍政策を実行できる環境を整えられるわけですね」と安倍首相が解散総選挙に打って出た理由を分析しました。対談ではこの後に、屋山太郎流の総選挙議席予測が続きます。

≪動画インデックス≫
 1.安倍首相が解散を決断した事情
 2.財務省の凄まじい攻勢と面従腹背ぶり
 3.毒が回った自民党内財務省応援団
 4.安倍首相VS 財務省との攻防
 5.財務省「花の54年組」田中主計局長の役割とは?
 6.財務官僚の受ける風俗接待は民情を視察する機会なのか?
 7.屋山太郎が予測する自民党と民主党の獲得議席
 8.やはり小沢一郎の当選は危ない
 9.野党にまとまりが出てきたのか?
10.第3次安倍政権の目指すものは?

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屋山 太郎
政治評論家

1932年福岡県生まれ。東北大学文学部仏文科卒。時事通信社でローマ特派員、首相官邸キャップ、ジュネーブ特派員、政治部編集委員。第二次臨時行政調査会(第二臨調)参与、臨時行政改革推進審議会(行革審)専門委員、臨時教育審議会(臨教審)専門委員などを歴任。現在、国家基本問題研究所理事。産経新聞の「正論」欄、静岡新聞「論壇」を二十余年に渡り執筆中。2002年第17回「正論大賞」受賞。「たけしのTVタックル」にコメンテーターとして出演中。主な著書に『自民党「橋本派」の大罪』、『道路公団民営化の内幕–なぜ改革は失敗したのか』、『小泉純一郎宰相論–日本再生への道筋をつけた男』、『JAL再生の嘘』、『屋山太郎が読み解く橋下改革―大阪維新は日本を救えるか』(海竜社)など多数。

※ プロフィールは放送日2014.11.28時点の情報です

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