小野寺五典
防衛大臣
1960年宮城県生まれ。東京水産大学卒、松下政経塾、東京大学大学院法学政治学研究科修了。1997年衆議院宮城6区補欠選挙で初当選。2000年米国ジョンズ・ホプキンス大高等国際問題研究所客員研究員。2007年外務副大臣(第1次安倍改造内閣)、2012年防衛大臣(第2次安倍内閣)を歴任。2017年再び防衛大臣(第3次安倍第3次改造内閣) に就任。
自衛隊日報は行政文書でなく機密にすべきだ
≪櫻井よしこの対談後記≫
いま注目されている省のひとつ、防衛省のトップである小野寺防衛大臣は、いわゆる「日報隠し」の背景を丁寧に説明しました。防衛省にどれほど多くの情報公開請求が押し寄せているか、また、そのために防衛省が資料探しと書類の精査にどれほど多くのエネルギーを費やしているかについても、率直に語りました。情報公開は民主主義にとってはとても大事なことです。でも、このイラク日報問題は本当におかしなことになっています。自衛隊の活動を記録した日報は、まともな国では外交資料と同じく機密に分類します。それを一般の行政文書と位置づけて情報公開に踏み切る日本の事例は極めて特殊であることを知っておきたいものです。
中国の脅威も今夜の番組の柱でした。日本と中国の軍事力の差がどんどん開いている現実に、深い危機を感じます。アメリカなどによるシリア爆撃を前に、小野寺氏の国防についての現実論を心に刻みたいものです。
≪対談で語られた論点≫
1.モリカケ、日報で安倍総理の関与はない
2.日報問題の本質は「文書公開」問題だ
3.「日報」の位置づけは行政文書で良いか
4.曖昧な情報公開請求が防衛省で激増中
5.文書作業で国防任務が疎かにならないか
6.元検事が第三者的に入り省内調査を行う
7.稲田前大臣が再発防止策の道づけをした
8.中国は海洋活動を質、量ともに急速拡大
9.海上、航空ともに遠方での作戦遂行が可能
10.台湾から樺太まで中国の六つの戦争
11.防衛が力を持てば外交の後押しになる
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小野寺五典
防衛大臣
1960年宮城県生まれ。東京水産大学卒、松下政経塾、東京大学大学院法学政治学研究科修了。1997年衆議院宮城6区補欠選挙で初当選。2000年米国ジョンズ・ホプキンス大高等国際問題研究所客員研究員。2007年外務副大臣(第1次安倍改造内閣)、2012年防衛大臣(第2次安倍内閣)を歴任。2017年再び防衛大臣(第3次安倍第3次改造内閣) に就任。
※ プロフィールは放送日2018.04.13時点の情報です
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