石橋文登
産経新聞政治部長
過去の放送
起死回生は衆参ダブル選挙で野党分断
安倍首相のやる気スイッチは選挙決断で入る
≪櫻井よしこの対談後記≫
今夜の言論テレビは名物黒シャツ記者、産経新聞政治部長の石橋文登さんでした。ずばり、選挙と政局についての話です。
枝野幸男立憲民主党代表がどんな戦略を考えているのかを詳しく語りました。枝野戦略は政治家としての信念も矜持も捨てて、ひたすら労働組合(自治労)の支援を得るためだと言うのです。連合の中の左翼労組を動員して、選挙を闘い、左の陣営でヘゲモニーを握ろうというのが枝野氏の狙いです。
そのような状況の中で、国民民主党の玉木代表が小沢一郎氏と手を結びました。玉木氏のことをスーパー政治音痴と石橋さんは呼びました。民主党が持っていると言われる100億円のお金と共に玉木氏は小沢氏に操縦されてしまうのでしょう。
そうした中で安倍首相が打つべき手は衆参同時選挙しかないというのが石橋さんの結論です。数字を上げての説明は極めて納得のいくものでした。
≪対談で語られた論点≫
1.民主党の失敗は「合併」の繰り返し
2.選挙ノウハウを持っているのは自治労だけ
3.参院選は32の「1人区」が勝負
4.安倍政権の特徴は支持も不支持も高い
5.社会主義者は「嘘も方便」
6.玉木雄一郎代表は“スーパー政治音痴”
7.国民民主は政治資金100億円のお金持ち
8.小沢一郎と枝野幸男が接近する可能性
9.左翼は執行部を握ることに力を入れる
10.起死回生は衆参ダブル選挙
11.ダブル選挙で問えるのは日ロ領土交渉
12.ラブロフ露外相発言は気にする必要はない
13.新天皇即位と米露大統領訪日は外交好機
14.安倍首相のやる気スイッチは選挙決断で入る
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※ プロフィールは放送日2019.02.08時点の情報です
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