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Vol.335 会員限定

朝鮮半島に渦巻く不穏情報を徹底分析

「北朝鮮の保衛部幹部5人が逃走中」の真偽

2019.03.22 72分

≪櫻井よしこの対談後記≫
 朝鮮半島問題について専門家の西岡力さん、洪熒さんのお二方と語りました。文字通り、熱い議論になりました。南北朝鮮のリーダー2人がそろっていま追い詰められています。
 米朝首脳会談が決裂した理由は、金正恩の妹の与正のせいかもしれません。ベトナムでの首脳会談の前に、彼女が広く以下のようなメッセージを発したそうです。「我々は核を持っているがゆえにアメリカと対等に話せる。核なしではこのようなことは出来ない。従って、決して核兵器は手放さない」このような発言がなされていたことをアメリカが知らないはずはありません。かくして米朝首脳会談は決裂いたしました。
 洪先生は最後に、日本がもっと物理的にも韓国の保守派を助けるべきだと強く言っておられました。日本人である西岡さんと私はそれには同意出来ませんでしたが、どうぞ皆様も、この議論を聞いてお考えになってください。

≪対談で語られた論点≫
 1.北朝鮮保衛部幹部5人が逃走情報の真偽
 2.金漢率暗殺失敗の責任で保衛部が逃走?
 3.金一族写真破壊は苦しむ国民の思いを代弁
 4.金与正が出発前に核兵器は手放さない発言
 5.スペイン北大使館襲撃は自由朝鮮の犯行?
 6.米朝決裂後、金正恩・与正は孤立している
 7.文在寅がアカだという非難こそ「親日派」
 8.反対勢力は韓国が全体主義に向かうと自覚
 9.反対勢力は既存メディアでなくYouTube
10.崔外務次官「文在寅は仲介者ではない」
11.金正恩と文在寅はもはや共同正犯
12.日本は韓国保守派を物理的に助けるべきか

西岡力
麗澤大学客員教授

1956年東京都生まれ。1979年国際基督教大学卒、筑波大学大学院修士課程修了、韓国・延世大学校に留学。2000年 東京基督教大学教授、2016年 麗澤大学客員教授。現代コリア研究所の発行誌『現代コリア』の編集長。1998年「北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会(救う会)」の設立に関与し、現在「救う会」の会長を務める。国家基本問題研究所に評議員・企画委員。著書に『北朝鮮に取り込まれる韓国』(PHP研究所)、 『日韓「歴史問題」の真実』(PHP研究所)、 『韓国分裂―親北左派vs韓米日同盟派の戦い』(扶桑社)、 『北朝鮮の「核」「拉致」は解決できる』(PHP研究所)、『南・北朝鮮、同時崩壊か?』(東京財団)、『よくわかる慰安婦問題』(草思社)『金賢姫からの手紙』(草思社) など多数。

洪熒
元駐日韓国大使館公使

1948年生まれ。ソウル出身。陸軍士官学校卒業。歩兵将校として野戦部隊の小隊長などを経て国防部勤務。外務部へ転職後、駐日韓国大使館で参事官と公使を務める。退官後、早稲田大学客員研究員, 桜美林大学客員教授を経て、現在、統一日報論説主幹。訳書に『蜃気楼か?中国経済』など。

※ プロフィールは放送日2019.03.22時点の情報です

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