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Vol.370 一般公開

なぜ急に韓国はGSOMIA譲歩したのか

金正恩暗殺未遂に米国輸入の武器を使用?

2019.11.22 60分

≪櫻井よしこの対談後記≫
 今夜の櫻ライブは突然状況が逆転したGSOMIA問題から入りました。大方の予想がGSOMIAは破棄されるというものでしたが、予想に反して破棄は回避されました。
 文在寅大統領は何故方針転換をしたのか。背後にアメリカの非常に強い圧力がありました。加えて文政権はアメリカの意向を読み違えました。結果として韓国は孤立してしまったのです。GSOMIA中止は今のところ延期されましたが、かといって今後の日韓関係、米韓関係が安定するものではありません。
 北朝鮮状況の急激な変化と併せて見詰め続けることが大事です。文在寅政権も金正恩政権も、安定化は望めません。長く続くことも難しいと思います。

≪対談で語られた論点≫
 1.文大統領「条件付き延長」決断の背景
 2.韓国は南北の「橋梁国家」になりたい
 3.文大統領が狙う日米韓軍事同盟の弱体化
 4.GSOMIAが日本にもたらす効果はあるのか
 5.北朝鮮ミサイル発射時には総理は公邸滞在
 6.韓国は官民共に北の核を脅威と思わない
 7.韓国の反日を育てた”良心”的日本人
 8.平沢基地を拠点に日本を巻き込む軍事戦略
 9.金正恩暗殺未遂に米国からの輸入武器?
10.なぜ金正恩の叔父金平一が突然帰国するか

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西岡力

西岡力
「救う会」会長・麗澤大学客員教授

1956年東京都生まれ。1979年国際基督教大学卒、筑波大学大学院修士課程修了、韓国・延世大学校に留学。2000年 東京基督教大学教授、2016年 麗澤大学客員教授。現代コリア研究所の発行誌『現代コリア』の編集長。1998年「北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会(救う会)」の設立に関与し、現在「救う会」の会長を務める。国家基本問題研究所に評議員・企画委員。著書に『北朝鮮に取り込まれる韓国』(PHP研究所)、 『日韓「歴史問題」の真実』(PHP研究所)、 『韓国分裂―親北左派vs韓米日同盟派の戦い』(扶桑社)、 『北朝鮮の「核」「拉致」は解決できる』(PHP研究所)、『南・北朝鮮、同時崩壊か?』(東京財団)、『よくわかる慰安婦問題』(草思社)『金賢姫からの手紙』(草思社) など多数。

阿比留瑠比

阿比留瑠比
産経新聞政治部編集委員

1966年、福岡県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。90年、産経新聞社入社。仙台総局、文化部、社会部を経て、98年から政治部。首相官邸、自由党、防衛庁、自民党、外務省などを担当し、首相官邸キャップ、外務省兼遊軍担当などを歴任。2013年、政治部編集委員。15年、論説委員兼政治部編集委員。 著書に『だから安倍晋三政権は強い』『偏向ざんまい GHQの魔法が解けない人たち』『破壊外交 民主党政権の3年間で日本は何を失ったか』『決定版 民主党と日教組』(いずれも産経新聞出版)、『総理の誕生』(文藝春秋)、『政権交代の悪夢』(新潮新書)など。

※ プロフィールは放送日2019.11.22時点の情報です

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