過去の放送

Vol.403 一般公開

もうひとりの「女帝」金与正の能力

韓国人権派リーダーがセクハラをする理由

2020.07.10 62分

≪櫻井よしこの対談後記≫
 朝鮮半島は北も南も大変奇妙な事になっています。どちらも統治機構が大きくゆらぎ、非常識が罷り通っています。
 北朝鮮では女帝金与正が、7月10日に激烈な談話を発表しました。烈しくアメリカに挑戦しながら、最後にはアメリカの独立記念日のDVDが欲しいと言うのです。まるで小学生のようなおねだりをする理由はなんでしょうか。
 北朝鮮で進行中の独裁政治は韓国と共通しているようです。韓国では左翼政権要人のセクハラ事件が連発し、日本で言えば東京、大阪、名古屋の首長三人全員が追放されたような事態が起きています。文在寅政権の新しい人事を見ると、全員が金日成の主体思想に染まった左翼活動分子です。
 朝鮮半島問題について誰よりも詳しい西岡力さん、そして韓国のインテリジェンス部門出身の洪熒さんの分析を、どうぞお聞き下さい。

≪対談で語られた論点≫
 1.もう一人の「女帝」金与正の能力
 2.米朝首脳会談実現に韓国2億ドル準備か
 3.金与正談話はハッタリにすぎない
 4.金与正は「後継者」ではなく「代理人」
 5.金与正に指導者の統治能力はあるか
 6.金与正が顎を上げるのは演技
 7.李雪主夫人の父親が大出世か
 8.韓国与党人権派の正体は「金と女」だけ
 9.革命家は共産化のためなら何でもできる
10.北朝鮮の子分ばかり集めた文在寅人事

Edgeブラウザではスキップ機能を利用できない場合がございます。Chrome/Firefox/Safariブラウザではスキップが可能です。

プロバイダや使用場所によっては再生が途切れる場合がございます。動画が停止した場合、ブラウザの更新ボタンを押してください。

西岡力

西岡力
「救う会」会長・モラロジー研究所教授

1956年東京都生まれ。1979年国際基督教大学卒、筑波大学大学院修士課程修了、韓国・延世大学校に留学。2000年 東京基督教大学教授、2016年 麗澤大学客員教授。現代コリア研究所の発行誌『現代コリア』の編集長。1998年「北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会(救う会)」の設立に関与し、現在「救う会」の会長を務める。国家基本問題研究所に評議員・企画委員。著書に『北朝鮮に取り込まれる韓国』(PHP研究所)、 『日韓「歴史問題」の真実』(PHP研究所)、 『韓国分裂―親北左派vs韓米日同盟派の戦い』(扶桑社)、 『北朝鮮の「核」「拉致」は解決できる』(PHP研究所)、『南・北朝鮮、同時崩壊か?』(東京財団)、『よくわかる慰安婦問題』(草思社)『金賢姫からの手紙』(草思社) など多数。

洪熒

洪熒
統一日報論説主幹

1948年生まれ。ソウル出身。陸軍士官学校卒業。歩兵将校として野戦部隊の小隊長などを経て国防部勤務。外務部へ転職後、駐日韓国大使館で参事官と公使を務める。退官後、早稲田大学客員研究員, 桜美林大学客員教授を経て、現在、統一日報論説主幹。訳書に『蜃気楼か?中国経済』など。

※ プロフィールは放送日2020.07.10時点の情報です

言論テレビ 会員募集中!

生放送を見逃した方や、再度放送を見たい方など、続々登場する過去動画を何度でも繰り返しご覧になることができます。
詳しくはこちら
Instagramはじめました フォローはこちらから

アップデート情報など掲載言論News & 更新情報

週刊誌や月刊誌に執筆したコラムを掲載闘うコラム大全集

  • 異形の敵 中国

    異形の敵 中国

    2023年8月18日発売!

    1,870円(税込)

    ロシアを従え、グローバルサウスを懐柔し、アメリカの向こうを張って、日本への攻勢を強める独裁国家。狙いを定めたターゲットはありとあらゆる手段で籠絡、法の不備を突いて深く静かに侵略を進め、露見したら黒を白と言い張る謀略の実態と大きく揺らぐ中国共産党の足元を確かな取材で看破し、「不都合な真実」を剔抉する。

  • 安倍晋三が生きた日本史

    安倍晋三が生きた日本史

    2023年6月30日発売!

    990円(税込)

    「日本を取り戻す」と叫んだ人。古事記の神々や英雄、その想いを継いだ吉田松陰、橋本左内、横井小楠、井上毅、伊藤博文、山縣有朋をはじめとする無数の人々。日本史を背負い、日本を守ったリーダーたちと安倍総理の魂と意思を、渾身の筆で読み解く。

  • ハト派の嘘

    ハト派の噓

    2022年5月24日発売!

    968円(税込)

    核恫喝の最前線で9条、中立論、専守防衛、非核三原則に国家の命運を委ねる日本。侵略者を利する空論を白日の下にさらす。 【緊急出版】ウクライナ侵略、「戦後」が砕け散った「軍靴の音」はすでに隣国から聞こえている。力ずくの独裁国から日本を守るためには「内閣が一つ吹っ飛ぶ覚悟」の法整備が必要だ。言論テレビ人気シリーズ第7弾!