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Vol.465 一般公開

特番:若手議員は“河野太郎”で良いのか

河野ダントツトップに陰り岸田、高市上昇

2021.09.17 92分

≪櫻井よしこの対談後記≫
 いよいよ自民党総裁選挙が公示され、戦いが始まりました。今夜の言論テレビはいつものように石橋文登さん、有元隆志さん、阿比留瑠比さんの三氏に加えて花田、櫻井で特別番組をしました。
 河野太郎氏がどれ程、国益に適わない政策を掲げているか。河野氏の支援に入った石破茂氏と小泉進次郞氏がどんな非現実的な政策を掲げ、リベラル路線を邁進してるかなどから話をすすめました。
 そして自民党総裁選挙のレベルを下げているのが野田聖子氏であることも、全員一致しました。
 河野氏の勢いは明らかに陰りを見せており、高市氏が目覚ましく力を伸ばしています。けれど、高市総理大臣で良いのかという疑問も湧きます。石橋さんの考える最善の選択は岸田さんだというものです。
 重要なのは河野氏に1回目の投票で過半数を取らせないこと、2回目の投票で岸田高市連合が力を合わせて勝つこと、そして総理大臣には岸田氏が就く事だというのがベテラン政治部長、石橋氏の考えです。河野氏が1位を獲得するとしても2位3位連合で河野氏を打ち負かすには、高市氏が3位、岸田氏が2位でなければならないのです。なぜそうなのか。番組をご覧くださいね。

≪対談で語られた論点≫
【第一部】“河野太郎”で本当によいのか
 1.野田聖子出馬で論戦のレベルが下がった
 2.党員票ドント方式では河野票が削られる
 3.河野が沈み、岸田、高市が上昇中
 4.河野に走る若手議員に政治信念はない
 5.菅が河野に石破と組み地方票を固めろと指示」
 6・息子の選挙になんと父河野洋平が現れた
 7.河野太郎キャラは鳩山由紀夫と同じか
 8.河野著書で共産党用語の「天皇制」を連発
 9.河野、進次郎は菅直人と同じ「ドリーマー」
10.河野は電事連を「反社会的」だと言う

【第二部】安倍晋三が本気で動き出した
 1.河野のトップ揺らぎ、若い議員は翻意するか
 2.高市は能力はあるが人のために汗をかいていない
 3.スイッチの入った安倍晋三は止まらない 
 4.河野太郎は麻生、菅には従順
 5.河野防衛のイージスアショア廃棄は無責任
 6.高市でなく岸田が勝つのが清和会には理想的か
 7.参院議員票が岸田氏に流れる理由
 8.①河野②岸田③高市と①河野②高市③岸田どっちが良いか
 9.高市が勝ちすぎると河野有利になる理由
                  (文中敬称略)

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石橋文登

石橋文登
政治ジャーナリスト・千葉工業大学特別教授

1966年福岡県生まれ。90年、京都大学農学部を卒業後、産経新聞社に入社。奈良支局、京都総局、大阪社会部を経て2002年に政治部に異動。政治部次長を経て、編集局次長兼政治部長などを歴任。2019年4月、同社を退社。6月から千葉工業大学審議役、2020年7月から特別教授。著書に「安倍『一強』の秘密」(飛鳥新社)、「国会議員に読ませたい敗戦秘話」(産経新聞出版、共著)、「『脱原発』が地方を滅ぼす」(産経新聞出版、共著)など多数。

有元隆志

有元隆志
産経新聞月刊「正論」発行人兼調査室長

1965年神奈川県生まれ。学習院大学法学部卒業、1989年産経新聞社入社。ワシントン特派員、政治部次長、編集局副編集長、政治部長を歴任。現在、フジサンケイグループの理論的支柱である月刊誌『正論』の発行人兼調査室長を務める。主な著書に「歴史戦」「日本共産党研究」(産経新聞出版、共著)など。

阿比留瑠比

阿比留瑠比
産経新聞論説委員兼政治部編集委員

1966年、福岡県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。90年、産経新聞社入社。仙台総局、文化部、社会部を経て、98年から政治部。首相官邸、自由党、防衛庁、自民党、外務省などを担当し、首相官邸キャップ、外務省兼遊軍担当などを歴任。2013年、政治部編集委員。15年、論説委員兼政治部編集委員。 著書に『だから安倍晋三政権は強い』『偏向ざんまい GHQの魔法が解けない人たち』『破壊外交 民主党政権の3年間で日本は何を失ったか』『決定版 民主党と日教組』(いずれも産経新聞出版)、『総理の誕生』(文藝春秋)、『政権交代の悪夢』(新潮新書)など。

※ プロフィールは放送日2021.09.17時点の情報です

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