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Vol.90 一般公開

屋山「うごめいてインチキするとか、正義でない省内競争に女性は向かない」
櫻井「国のため国民のための国益に女性の方が純粋になる」

2014.07.11 54分

 集団自衛権の行使容認を巡る自民、公明両党のせめぎあいは、熾烈を極めました。結局、7月1日に両党は合意し、安倍首相は、集団的自衛権の行使を限定容認する閣議決定を行いました。対談の前半では、屋山氏は自民、公明が水面下でどのような攻防を行ったのか明らかにしました。自民党内は、集団的自衛権を必ず実現すると公明党に譲歩しない安倍首相と公明党への配慮を優先しようとする政権周囲、創価学会内は、限定容認を支持する勢力と反戦平和の看板を守ろうとする勢力に分裂、それに婦人部などの動きも加わった舞台裏での駆け引きが明らかにされました。
 対談の後半では、櫻井キャスターが「安倍首相は外交や安全保障よりも、抵抗勢力や岩盤規制の壁がある国内問題の方が難しいのではないか」と述べると、屋山氏は「内閣人事局が霞が関人事を断行したことで、官邸が省益ばかり考えている官僚を掌握した。財務省の主計局長人事や4人の女性局長を抜擢した人事を考えると国内政治もうまく進むのではないか」と語りました。さらに屋山氏は、安倍首相が国際会議でまとめ役を果たした初めての日本の首相であるとG20、G7でのエピソードを紹介し、秋に予定されている内閣改造のサプライズ人事を予測しました。

≪動画インデックス≫
 1.集団自衛権で自民、公明せめぎあいの舞台裏
 2.安倍首相の集団自衛権行使の方針に「閣議決定」を薦めたのは誰だ?
 3.なぜ平和が看板の公明党は早めに自民党と合意したのか?
 4.公明党も限定容認支持派と反戦平和派に分裂、婦人部はどう動いた?
 5.内閣人事局は霞が関人事で省益ばかりを考える官僚を排斥
 6.外務省斎木事務次官の妻である斎木尚子氏が経済局長になぜ抜擢されたか?
 7.うごめいてインチキする省内競争に女性は向かない
 8.「財務省花の54年組」に隠された安倍戦略とは?
 9.G20、G7で安倍首相はどんな“まとめ役”を果たしたのか?
10.秋の内閣改造を予測した屋山流サプライズ人事で上がった名前は誰?

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屋山 太郎
政治評論家

1932年福岡県生まれ。東北大学文学部仏文科卒。時事通信社でローマ特派員、首相官邸キャップ、ジュネーブ特派員、政治部編集委員。第二次臨時行政調査会(第二臨調)参与、臨時行政改革推進審議会(行革審)専門委員、臨時教育審議会(臨教審)専門委員などを歴任。現在、国家基本問題研究所理事。産経新聞の「正論」欄、静岡新聞「論壇」を二十余年に渡り執筆中。2002年第17回「正論大賞」受賞。「たけしのTVタックル」にコメンテーターとして出演中。主な著書に『自民党「橋本派」の大罪』、『道路公団民営化の内幕–なぜ改革は失敗したのか』、『小泉純一郎宰相論–日本再生への道筋をつけた男』、『JAL再生の嘘』、『屋山太郎が読み解く橋下改革―大阪維新は日本を救えるか』(海竜社)など多数。

※ プロフィールは放送日2014.07.11時点の情報です

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