髙井康行
弁護士・元東京高検刑事部検事
1970年早稲田大学法学部卒業。72年に検事任官後,東京地検特捜部等に勤務し,90年からは福岡地検刑事部長,東京地検刑事部副部長,横浜地検特別刑事部長などを務め,97年6月,東京高検刑事部検事で退官後,同年9月弁護士登録。主に企業のコンプライアンス,危機管理に関する業務,企業の事業活動に伴う刑事事件等を取り扱う。その傍ら,公益活動として,政府の司法制度改革推進本部の刑事関係の検討会委員,捜査手法・取調べの高度化を図るための研究会委員などを務める。
小泉バックは菅、武田老獪組、高市応援は?
≪櫻井よしこの対談後記≫
自民党の総裁選にいよいよ小泉進次郎さんが名乗りをあげました。各種世論調査でもっとも総理の座に近い人物と位置づけられています。
パフォーマンスは完璧でしたけれど、内容を精査するとこの人が総理になったときの日本が心配でたまりません。
今夜のゲスト元東京高検刑事部検事の髙井康行さんと、作家の門田隆将さんでした。髙井さんが喝破しました。進次郎さんは政治家ではないと。この言葉で今夜の番組は総括されると思います。
≪対談で語られた論点≫
1.小泉進次郎氏出馬会見の感想
2.永田町話題は“小泉新首相”は何カ月もつか
3.「旧姓では論文を書けない」小泉発言は間違い
4.夫婦別姓は「ファミリーネーム喪失法」
5.拉致は金正恩と“胸襟を開けば”解決できるのか
6.シンジローはトランプ氏らに翻弄されないか
7.総裁選は候補者の対中姿勢が最重要基準
8.中国機領空侵犯に対し各候補者の反応は?
9.意図的に領空侵犯した中国機は撃墜が国際常識
10.中国が「強くない日本」を無視し始めている
11.中国大使館は初当選議員に必ず食事の誘い
12.党員調査で石破トップ、2位小泉に高市が接近
13.麻生派は決選投票ではまとまって動く
14.議員たちは小泉氏を「スガジロウ」と呼ぶ
15.小泉バックに菅、武田老獪組、高市バックは?
16.各候補者の“政治とカネ”発言を評価する
17.法的に済んだ不記載より安保、国防、外交を論ぜよ
髙井康行
弁護士・元東京高検刑事部検事
1970年早稲田大学法学部卒業。72年に検事任官後,東京地検特捜部等に勤務し,90年からは福岡地検刑事部長,東京地検刑事部副部長,横浜地検特別刑事部長などを務め,97年6月,東京高検刑事部検事で退官後,同年9月弁護士登録。主に企業のコンプライアンス,危機管理に関する業務,企業の事業活動に伴う刑事事件等を取り扱う。その傍ら,公益活動として,政府の司法制度改革推進本部の刑事関係の検討会委員,捜査手法・取調べの高度化を図るための研究会委員などを務める。
門田隆将
作家・ジャーナリスト
1958 年高知県生まれ。 中央大学法学部卒業後、新潮社に入社。 週刊新潮編集部に配属され、記者、デスク、次長、副部長を経て、2008 年4月独立。 「毅然と生きた日本人」をテーマに幅広い分野で作品を執筆。 『この命、義に捧ぐ 台湾を救った陸軍中将根本博の奇跡』で、山本七平賞受賞。主な著書に『なぜ君は絶望と闘えたのか 本村洋の3300日』、『死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発の五〇〇日』、『汝、ふたつの故国に殉ず 台湾で英雄となったある日本人の物語』、『奇跡の歌 戦争と望郷とペギー葉山』(小学館)、『オウム死刑囚 魂の遍歴 井上嘉浩 すべての罪はわが身にあり』、『日中友好侵略史』など多数。
※ プロフィールは放送日2024.09.06時点の情報です
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ロシアを従え、グローバルサウスを懐柔し、アメリカの向こうを張って、日本への攻勢を強める独裁国家。狙いを定めたターゲットはありとあらゆる手段で籠絡、法の不備を突いて深く静かに侵略を進め、露見したら黒を白と言い張る謀略の実態と大きく揺らぐ中国共産党の足元を確かな取材で看破し、「不都合な真実」を剔抉する。
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「日本を取り戻す」と叫んだ人。古事記の神々や英雄、その想いを継いだ吉田松陰、橋本左内、横井小楠、井上毅、伊藤博文、山縣有朋をはじめとする無数の人々。日本史を背負い、日本を守ったリーダーたちと安倍総理の魂と意思を、渾身の筆で読み解く。
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