石橋文登
政治ジャーナリスト・千葉工業大学特別教授
1966年福岡県生まれ。90年、京都大学農学部を卒業後、産経新聞社に入社。奈良支局、京都総局、大阪社会部を経て2002年に政治部に異動。政治部次長を経て、編集局次長兼政治部長などを歴任。2019年4月、同社を退社。6月から千葉工業大学審議役、2020年7月から特別教授。著書に「安倍『一強』の秘密」(飛鳥新社)、「国会議員に読ませたい敗戦秘話」(産経新聞出版、共著)、「『脱原発』が地方を滅ぼす」(産経新聞出版、共著)など多数。
なぜ野党は不信任で“天下取り”をしないか
≪櫻井よしこの対談後記≫
今夜は2人の政治部長、有元隆志さんと石橋文登さんと共に、石破政権の外交、国内政治を論じました。
トランプ氏にかき回される国際情勢の中で、石破首相はむしろ何も言わない方がいい、下手なことを言えばとんでもない結果になるからというのが、石橋さんの見方でした。
当たってはいますけれども、このような大事な時に日米同盟を基軸にしながらも、ウクライナの立場を配慮するメッセージを発しえないのは残念なことです。
これから日本もトランプ攻勢に直面することになると思います。どう考えても石破さんがそれを切り抜けることは難しい。現実に目覚めて、すべての面で日本が力をつけるしかありません。
それもしかし、石破さんにはできないことでしょう。1日も早い辞任が最も望ましいと思います。
≪対談で語られた論点≫
1.米ウ首脳会談決裂でも日本政府は蚊帳の外
2.石破「米ウどっちにつくわけでもない」発言
3.石破政権は外交はジャパンパッシングでよい
4.米国に頼れない時代の日本の外交、安保
5.後3年だけのトランプ政権に企業は投資を控える
6.自動車関税をかけたら日米貿易協定違反と言え
7.野党に多数決で負けるので安倍派4人参考人招致
8.『石破茂語録』に底知れぬ安倍怨念が満載
9.「石破おろし」が起こらないのは支持率微増だから
10.自民と立憲「大連立」の可能性
11.自民党大会に夫婦別姓吉野連合会長を招く
12.石破政権と国民・維新・立憲の接近度
13.自民はなぜ「高校無償化」で維新と手を結んだか
14.維新「高校無償化」は問題山積の危うい制度
15.「高額療養費」異例の再修正は政権与党の朝令暮改
16.維新は内部抗争でいつ割れてもおかしくない
17.「玉木雄一郎を総理大臣にする会」発足
石橋文登
政治ジャーナリスト・千葉工業大学特別教授
1966年福岡県生まれ。90年、京都大学農学部を卒業後、産経新聞社に入社。奈良支局、京都総局、大阪社会部を経て2002年に政治部に異動。政治部次長を経て、編集局次長兼政治部長などを歴任。2019年4月、同社を退社。6月から千葉工業大学審議役、2020年7月から特別教授。著書に「安倍『一強』の秘密」(飛鳥新社)、「国会議員に読ませたい敗戦秘話」(産経新聞出版、共著)、「『脱原発』が地方を滅ぼす」(産経新聞出版、共著)など多数。
有元隆志
産経新聞特別記者
1965年神奈川県生まれ。学習院大学法学部卒業、1989年産経新聞社入社。ワシントン特派員、政治部次長、編集局副編集長、政治部長、フジサンケイグループの理論的支柱である月刊誌『正論』の発行人兼調査室長を歴任。主な著書に「歴史戦」「日本共産党研究」(産経新聞出版、共著)など。
※ プロフィールは放送日2025.03.07時点の情報です
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