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Vol.156 一般公開

安保法制「徹底総括」SP/ 民意の嘘 

国会デモに20代共感せず、共感した60代

2015.10.16 138分

 通常国会での最大の焦点だった「安全保障関連法」は、9月19日未明、参議院本会議で採決が行われ、自民・公明両党と次世代の党などの賛成多数で可決、成立しました。政府が国会に法案を提出したのが、5月15日ですので国会の審議は4か月間おこなわれました。法案を出した与党は、説明責任を十分に果たしたかといえば、不十分でした。野党は、安保法案の核心に触れずに感情論に終始し、政治家或いは政党としての責任を放棄しました。与野党の噛み合わない議論を噛み合わせ、深め、日本のあり方について考える道筋を切り開くとしたら、わたしたちは何をすべきだったのでしょうか。混乱の中で国家の基本的な事柄を決めるのは、まるで発展途上の国のようです。私達はどのようにしたら成熟国家になれるのでしょうか。
 審議中の国会周辺には、学生団体「SEALDs」など「戦争法案反対」と熱く燃えたデモ隊がいました。日本の重要な進路を決める安保法制の国会審議の「質」、そして国会前デモの民意の「質」はどうだったのでしょうか。国会前のデモでは戦争反対、徴兵反対というようなスローガンが連呼され、問題提起の意味では意義がありましたが、それから先は議論が深まりませんでした。それは何故でしょうか。
 メディアは、かつてのテレビ朝日の椿貞良報道局長の偏向報道を、今回も繰り返したのではないでしょうか。椿報道局長は93年の総選挙について、非自民政権を誕生させ、55年体制を絶対突きくずす考えで、「まなじりを決して選挙報道に当たった」と述べています。今回の安保法制の審議やデモを伝えた「メディア」はメディアとしての役割を果たしたのでしょうか。
 スペシャル番組は、櫻井よしこ、花田紀凱両キャスターに、現場を取材した阿比留瑠比産経新聞政治部編集委員が加わり、徹底総括討論を行います。

≪動画インデックス≫
 1.「憲法改正」先か、「解釈変更」から入るか
 2.潮目を変えた船田氏の責任を追及しない理由
 3.政府はなぜ中国の脅威に言及しなかったのか
 4.自民党内にどれほど本気で安倍首相を支えた人がいたのか
 5.民主党にいったい政治信念があるのか
 6.集団的自衛権より個別的自衛権を広げる方が危険だ
 7.どういう理屈で「徴兵制」や「戦争法案」になるのか
 8.野党もメディアも60年安保から全く進歩していない
 9.国会前デモは「都合の良い善意」
10.20代は国会前デモに共感しない、デモに共感したのは60代
11.戦争法案であるなら諸外国がこれほど評価はしない
12.成立はしたが制限の多い安保法制で何ができるのか
13.2極化する安倍内閣の支持率
14.阿比留記者が腹に据えかねた文化人は誰だ
15.PKOで国を出れば自衛隊は“侵略軍”なのか
16.公平に伝える努力をしない「NEWS23」「報道ステーション」は放送法違反である
17.日本には軍事を学ぶ風土がない
18.安倍内閣はどの世代の支持率が高いか
19.新聞は反省しないが、ネットがメディア状況を変えている

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阿比留 瑠比
産経新聞政治部編集委員

1966年福岡県出身。早稲田大政経学部卒後、90年産経新聞入社。仙台総局、文化部生活班、社会部(遊軍、文部省、宮内庁、警視庁など担当)を経て98年7月より政治部。政治部では首相官邸、自由党、防衛庁、外務省など担当。第1次安倍内閣、鳩山内閣、菅内閣、野田内閣、第2次安倍内閣で官邸キャップ。著書に「決定版 民主党と日教組」「政権交代の悪夢」「破壊外交 民主党政権の3年間で日本は何を失ったか」「総理、あなたこそ復興の障害です 菅直人政権の大罪」など。

※ プロフィールは放送日2015.10.16時点の情報です

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