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Vol.222 一般公開

完全分析!トランプ新政権の安全保障

安倍首相はトランプ大統領を支えて欲しい

2017.01.20 61分

 書斎対談はトランプ新大統領の就任式が始まる5時間前に行われました。これまでの米国大統領とは大いに異なる大統領の出現に、世界は「真意が読み解けない、何が起こるかわからない」という不安や危惧につつまれていました。ゲストの小野寺五典元防衛大臣は、トランプ政権中枢となる人々と外交、安全保障政策での協議を行い、ワシントンから戻ったばかりの足で対談に駆けつけてくださいました。
 櫻井キャスターは「今回の米国訪問でどんな方々にお会いしましたか」と尋ねますと、小野寺氏は上院軍事委員会海軍力小委員会委員長のウィッカー上院議員やトランプ氏にいま最も近いといわれるハドソン研究所のワインシュタインCEOなど要人たちと会談したことを明らかにしました。
 小野寺氏が驚いたのは、ハドソン研究所でのこと。会談で「トランプ氏が国際的な会議にデビューするときに、安倍首相にはトランプ氏を支えて欲しい」と語ったというのです。米国の大統領と日本の首相の関係が、ようやく対等に渡り合える時代になったのかと感じたそうです。さらに小野寺氏は「トランプさんは、よくやったって言って貰うことがとても好きなんですって」と小声で付け加えました。
 トランプ新政権の外交・安全保障の一番の優先順位は中東にありそうです。櫻井キャスターが「米国大使館をテルアビブからエルサレムに移すという情報は、どの程度の確度があるのか」が質問すると、小野寺氏は「米国がイスラエルに過度に肩入れしてアラブ各国との関係がギクシャクすれば、イスラエルのとってよいことではない」と語り、「台湾も同じで、米国が強い言葉でコミットすれば贔屓の引き倒しになってしまう」と指摘しました。対談で語られた主要論点は以下の通りです。

≪動画で語られる論点≫
 1.トランプ政権中枢メンバーとの会談で何を得たのか?
 2.日本が米軍駐留経費の7割負担していることを米国上院議員は知らない
 3.「安倍首相は国際会議でトランプ大統領を支えてやって欲しい」
 4.トランプ大統領は「よくやった」と褒めてもらうことが好き
 5.日本の首相と米国の大統領が対等の立場になる時代へ
 6.トランプ新政権の一番の優先順位は中東
 7.米国が強い言葉でコミットすればイスラエルも台湾も贔屓の引き倒し
 8.TPPに反対したのは、「中国が入っている」思ったから
 9.大統領と閣僚の考え方が一致しないトランプ新政権
10.原理、原則が一致しないのがトランプ大統領の外交、安保政策
11.トランプ時代の日米同盟の構築
12.ヒラリー勝利一色と見た、あまりにも貧弱な日本の情報収集能力

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小野寺五典
衆議院議員(元防衛大臣)

1960年宮城県生まれ。東京水産大学卒、松下政経塾、東京大学大学院法学政治学研究科修了。1997年衆議院宮城6区補欠選挙で初当選。2000年米国ジョンズ・ホプキンス大高等国際問題研究所客員研究員。2007年外務副大臣(第1次安倍改造内閣)、2012年防衛大臣(第2次安倍内閣)を歴任。

※ プロフィールは放送日2017.01.20時点の情報です

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