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Vol.277 会員限定

金正恩に利用される平昌オリンピック

赤い韓国は北朝鮮にのみ込まれてしまうのか

2018.02.09 61分

 西岡力氏、久保田るり子氏との対談は、夜八時からの平昌五輪開会式の中継映像を見ながら同時進行で行われました。櫻井キャスターが開会式の感想と尋ねると、西岡氏は「外国人選手が太極旗を持って入場行進しているのに、韓国選手が自国の旗を振って入場できないのは可哀そうだ」と述べました。
 開会式の前に行われた日韓首脳会談について久保田氏は「安倍首相が平昌に行ったのは、北朝鮮に譲歩を続ける文在寅大統領にアメリカと一緒に"釘を刺す"、慰安婦をめぐる日韓合意について韓国が勝手な新方針を出したことに"釘を刺す"ことだが、結果的にぬかに釘を打ったという気がする」と語りました。
 中継映像でVIP席の文在寅夫妻の後ろに座る北朝鮮の金栄南代表団団長と金正恩委員長の妹の金与正氏の力関係を櫻井キャスターが問うと、西岡氏は「金永南団長には儀典上だけの役割(国家元首)が与えられている」と述べ、久保田氏は「金与正氏の役割は、兄との南北首脳会談を準備しましょうか、条件をお話ししましょうか、ということだ」と答えました。櫻井キャスターは「金正恩委員長が金与正氏を送り込んできたということは、文在寅大統領と南北首脳会談への動きを急速に進めることで、自分の命や人権問題、核問題でアメリカから狙われることを先延ばしようと考えている」と指摘しました。

≪対談で語られた論点≫
 1.自国開催なのに太極旗を振れない韓国選手団
 2.日韓首脳会談の目的は"釘を刺す"こと
 3.文在寅と鳩山由紀夫の共通点
 4.五輪史上最悪の政治オリンピック
 5.ペンス米副大統領は明確に米国の強い姿勢を示した
 6.金永南団長には儀典上の役割が与えられている
 7.金与正氏を送り込んだのは金正恩が焦っている証
 8.トランプ陣営が北朝鮮の人権問題を指摘し始めた理由
 9.五輪開会式前日の北朝鮮軍事パレードを分析する
10.南北首脳会談のお値段
11.なんと140万アクセス!反文在寅ラップが若者に大流行
12.日本が向かうべき道は"富国強兵"

西岡 力
麗澤大学客員教授

1956年東京都生まれ。1979年国際基督教大学卒、筑波大学大学院修士課程修了、韓国・延世大学校に留学。2000年 東京基督教大学教授、2016年 麗澤大学客員教授。現代コリア研究所の発行誌『現代コリア』の編集長。1998年「北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会(救う会)」の設立に関与し、現在「救う会」の会長を務める。国家基本問題研究所に評議員・企画委員。著書に『北朝鮮に取り込まれる韓国』(PHP研究所)、 『日韓「歴史問題」の真実』(PHP研究所)、 『韓国分裂―親北左派vs韓米日同盟派の戦い』(扶桑社)、 『北朝鮮の「核」「拉致」は解決できる』(PHP研究所)、『南・北朝鮮、同時崩壊か?』(東京財団)、『よくわかる慰安婦問題』(草思社)『金賢姫からの手紙』(草思社) など多数。

久保田るり子
産経新聞編集局編集委員

東京都出身、成蹊大学経済学部卒 産経新聞入社後、1987年韓国・延世大学留学、1995年防衛省防衛研究所一般課程修了、外信部次長、ソウル支局特派員、外信部編集委員、政治部編集委員を経て現職。2017年、國學院大學客員教授。朝鮮半島情勢、東アジア情勢が専門分野。著書「金日成の秘密教示」(扶桑社)「金正日を告発する―黄長燁の語る朝鮮半島の実相」(産経新聞社)など。

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