≪櫻井よしこの対談後記≫
今夜は有本香さんと小池百合子東京都知事について大いに語りました。小池さんの下で2020年の東京五輪は順調に開催されるのか、その準備は明らかに遅れています。この遅れを日本人の底力でどうにか取り戻すにせよ、それがどのような苦労と余分なコストを伴うものなのか、小池さんのこれまでの公約はどこまで守られているのかいないのか、こんなことを2人で話合いました。
フロントランナーとして物事を成し遂げるとき、必ず後ろについて来る人たち、より若い世代のことを考えないといけないと思うのですが、小池さんに果たしてそのような気持があるのか、いつも疑問に思っています。結果としてついつい厳しい論評になってしまいます。でも彼女の掲げた目標のうち、何が実現されていて、何が忘れられているのかをきちんと知って置くことが大事だと思います。取材に基づいた有本さんのお話を、どうぞ聞いて下さい。
≪対談で語られた論点≫
1.米朝首脳会談へ 金正恩が下りた理由
2.報道されないことで小池支持率が回復
3.小池予算案は都議会を通過できるのか
4.共産党はなぜ小池都知事を担いだのか
5.小池予算は本人が言うほど特徴がない
6.政党復活予算200億円の真相
7.石原・浜渦…敵を作り自分を浮揚させる
8.なぜ都発注の公共工事入札は不調なのか
9.環状2号線構想は"仮設道路"に代わった
10.百条委員会に小池知事と顧問団を呼ぶべき
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有本 香
ジャーナリスト
1962年生まれ。東京外国語大学卒業。旅行雑誌編集長、上場企業の広報担当を経験したのち独立。現在は編集・企画会社を経営するかたわら、世界中を取材し、チベット・ウイグル問題、日中関係、日本の国内政治をテーマに執筆。著書に、『リベラルの中国認識が日本を滅ぼす 日中関係とプロパガンダ』(石平氏との共著、産経新聞出版)、『中国はチベットからパンダを盗んだ』(講談社+α新書)、『はじめての支那論 中華思想の正体と日本の覚悟』(共著、幻冬舎新書)、『「小池劇場」が日本を滅ぼす』 (幻冬舎)など。
※ プロフィールは放送日2018.03.09時点の情報です