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Vol.51 一般公開

「自民党で議論になると女・渡辺喜美!とか言われる」
改革の柱は内閣人事局、縦割りを超え国全体のために幹部官僚を登用

2013.10.11 49分

 消費税引き上げを決断した安倍政権はこの秋、国家公務員制度改革に本腰を入れようとしています。省益ばかりを気にする公務員を、国益のために戦う本来の公務員に作り変えるためです。10月15日に召集予定の臨時国会に関連法案を提出し、中央省庁の幹部公務員の人事を一元化する「内閣人事局」を来年4月に発足させる計画です。改革の旗を振る稲田朋美行政改革担当大臣をゲストに迎え、改革の柱になる内閣人事院構想とは何か、権益を守ろうと徹底抗戦の構えをくずさない人事院とどう闘うのか決意をお聞きするのが対談の狙いです。

 櫻井キャスターは「ポストの重要性を決めて、どういう人材を活用するかという縦割りを超えた国全体としての幹部官僚の登用を可能にするのが内閣人事局、では具体的に何をするか」と問いました。稲田担当大臣は「省益あって国益なしと言われる縦割りの弊害をどうなくせるか、幹部公務員、審議官以上の600人の人事を内閣人事局でチェックをして縦割りではなく横串を刺す」とキッパリと答えました。

 このほか給与をランク付けしている級別定数を人事院から内閣人事局に移すことが出来るのか、公務員の身分保障を外せるかなどの難しい案件の議論が展開されました。

≪動画インデックス≫
1. 式年遷宮でその瞬間風が吹き渡り、神様はお移りになった
2. 靖国神社に総理大臣が参拝しても、日本が軍国主義に走る訳がない
3. 省益でなく国益を考え、戦略的な人事やるために積極的に改革する
4. 幹部公務員、審議官以上600人の人事を内閣人事局でチェックする
5. 今年6月の各省次官を含めて112人のサプライズ人事の不平不満は?
6. 自民党案には公務員の身分保障を外すことを入れるべきだ!
7. 他にいい人を登用したい場合、そのポストにいる人を1ランク下げる
8. 会議で自民党の反対勢力から「女・渡辺喜美」という声がかかる
9. 公務員改革法案は臨時国会冒頭の早い時期に提出する
10.霞ヶ関が頑張れば報われる積極的な改革とは?

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稲田 朋美

稲田 朋美
行政改革・公務員制度改革担当大臣

1959年福井県生まれ。早稲田大学法学部卒。弁護士として李秀英名誉毀損訴訟、「百人斬り」報道名誉毀損訴訟などに携わる。2005年衆議院議員初当選(現在3期目)、自民党福井県支部連合会会長、党副幹事長などを経て、現在、内閣府特命担当大臣(規制改革)、行政改革・公務員制度改革担当大臣、クールジャパン戦略担当大臣、再チャレンジ担当大臣。弁護士の夫と一男一女、座右の銘は「高邁な精神で決断し、断固として行動する」。著書に『百人斬り裁判から南京へ』『日本を弑(しい)する人々』『私は日本を守りたい 家族、ふるさと、わが祖国』など。

※ プロフィールは放送日2013.10.11時点の情報です

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