特定秘密保護法、安倍総理の靖国参拝問題、従軍慰安婦問題など意見が大きく分かれる問題をメディアはどのように伝えるべきでしょうか?取材とは事実を確認する行為であり、事実をして語らしめる、事実の積み重ねで真実に迫るのがジャーナリズムの王道です。事実を事実として報道するのではなく、主観や政治的な主張を紛れ込ませて情報を提供するのはジャーナリズムではありません。なぜ偏ったり、常軌を逸した報道が生まれるのか、中国や韓国のメディアかと間違えてしまいそうな主張が生まれるのか、文藝春秋の名編集長で、現在は月刊誌「WiLL」花田紀凱編集長と危機に直面している日本のジャーナリズムを検証、議論するのがこの企画の狙いです。
そして細川&小泉原発ゼロコンビの登場で東京都知事選挙が風雲急を告げています。オリンピック・パラリンピックの開催や多岐多様な実務が要求される東京都知事の選挙争点に二者択一の「原発ゼロ」がなじむのか、細川氏は佐川急便1億円借入問題の説明や付け焼刃ではなく原発ゼロ以外の公約をまとめきることが出来るのかなど都知事選挙の考え方や都知事の資質についても議論しました。
≪動画インデックス≫
1.小泉流ワンイシュー戦法は問題が山積みしている東京都の知事選では成功しない
2.小泉改革は郵政・道路公団・宮家で悉く失敗!
3.細川氏は付け焼刃ではなく原発ゼロ以外の公約をまとめられるのか?
4.細川氏は「小沢氏に担がれ総理、小泉氏の支持で立候補」でいつも他力本願
5.秘密保護法成立翌日の「戦前の日本に逆戻り」など常軌を逸する朝日新聞見出し
6.朝日新聞とNHKと岩波書店をウォッチするのが雑誌の大きな役目
7.朝日新聞の秘密保護法反対社説は25本、天声人語8本(13年8月25日~)
投書欄の反対意見掲載69本(13年11月~)の凄まじさ
8.安倍靖国参拝報道で“不適当なデータ”隠す世論調査記事
9.『読んでびっくり朝日新聞の太平洋戦争記事』(大田書店)
10.提言:①ワイドショーのコメンテーター発言に惑わされない!
②反対意見の新聞2紙を購読する
③雑誌をお読みください
④大メディアを監視するNPOが必要だ!
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花田 紀凱
月刊誌「WiLL」編集長
1942年東京生まれ。東京外国語大学英米科卒業。文藝春秋入社「週刊文春」、「マルコポーロ」、「uno!」、「編集会議」などの編集長を歴任し、現在ワックマガジンズの月刊「WiLL」編集長。「リベラルタイム」「雑誌血風録」、夕刊フジ「天下の暴論」、産経新聞「週刊誌ウォッチング」などコラム連載中。TV、ラジオなどのコメンテーターとしても活躍。著書に『花田式噂の収集術』(KKベストセラーズ)、『手紙力』(中経出版)、『花田編集長 質問です』(ユーリード)、『編集者!』(WAC)。趣味は映画鑑賞、好きなものは猫とコスモス。
※ プロフィールは放送日2014.01.17時点の情報です