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ロシアが核攻撃したら米国はどうする

米国は日本に核反撃を相談する場合がある

2022.05.13 63分

≪櫻井よしこの対談後記≫
 今夜の小野寺五典さんとの対談は衝撃的でした。
 ウクライナ侵略戦争で、プーチンロシア大統領が化学兵器や核兵器を使う可能性が高まっています。小野寺さんはアメリカ・ワシントンで多くの人々と意見交換する中でロシアがそのような大量破壊兵器を使った場合アメリカは「ウクライナよ、頑張ってね」だけでは済まない、アメリカが反撃する可能性もある。その場合は日本を含む同盟国や関係国に意見を聞くことになると言われたそうです。
 アメリカがウクライナのために核を使う場合、アメリカ独自で判断するのではなく関係諸国と相談すると言うことです。日本もアメリカと同じように責任を分担しなければならないと言うことです。日本はそのとき、どのように答えるのでしょうか。
 同じような状況設定は中国と日本にも当てはまります。中国が日本を恫喝し、最悪の場合軍事侵攻をかける、もしくはその中で核を使う、というような可能性が出てきたときです。
 日本を助けるためにアメリカが核や科学兵器の使用について日本に意見を求めてきたとき、日本はどう答えるのでしょうか。
 小野寺さんは、今更ながら安倍元総理が提言した、核について考えるべきだと語った事の意味の重さが切実に分かったと言っていました。アメリカではすでにこのような議論がなされているわけです。世界情勢はそこまで厳しくなっていると言うことです。日本人も国防について核や化学兵器、軍事力の現実をしっかりと見て、考えなければならないときです。

≪対談で語られた論点≫
 1.なぜプーチンは式典で何も言わなかったか?
 2.破壊された露戦車から半導体が続々、なぜ?
 3.侵略側は守る側の兵力の3倍必要
 4.露に残る手つかず兵器は「化学と核」だけ
 5.ロシアは凋落し中国の「倉庫」になる
 7.米国が核攻撃する時に関係国に相談する場合がある
 8.互いに守り合う同盟は日本は「憲法の壁」でできない
 9.日本の次期戦闘機開発は日英共同の方向
10.岸田政権も「持ち込ませず」は「有事に例外」を引き継ぐ

小野寺五典
元防衛大臣

1960年宮城県生まれ。東京水産大学卒、松下政経塾、東京大学大学院法学政治学研究科修了。1997年衆議院宮城6区補欠選挙で初当選。2000年米国ジョンズ・ホプキンス大高等国際問題研究所客員研究員。2007年外務副大臣(第1次安倍改造内閣)、2012年防衛大臣(第2次安倍内閣)を歴任。2017年再び防衛大臣(第3次安倍第3次改造内閣) に就任。

※ プロフィールは放送日2022.05.13時点の情報です

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