田久保忠衛
外交評論家,国家基本問題研究所副理事長
1933年千葉県生まれ。早稲田大学法学部卒、時事通信社外信部長、編集局次長を経て、杏林大学社会科学部教授。アメリカ外交、国際関係論が専門、1996年第12回正論大賞受賞。現在、公益財団法人「国家基本問題研究所」副理事長、杏林大学名誉教授。著書に『ニクソンと対中国外交』、『激動する国際情勢と日本』、『新しい日米同盟―親米ナショナリズムへの戦略』、『早わかり・日本の領土問題-諸外国と何をモメているのか』など多数。
岸田首相は“維新の志士”になり戦略を練れ!
≪櫻井よしこの対談後記≫
言論テレビ今年最後の今夜は、私の尊敬する田久保忠衛さんをお招きしました。
ロシアのウクライナ侵略戦争、つまらない男による安倍元総理の暗殺。今年は本当に大変な1年でした。
世界は一瞬にして劇的に変化し続けています。
アメリカの力が相対的に弱まり、同時に分散されるなか、中国が隙を狙って勢力拡大を続けています。
これから少なくとも、10年はより激しい米中対立の時代になります。私たちは米中戦争が起きるかもしれない時代に生きているのです。日本はひたすら自力を強くし、心を強くしなければなりません。
そんなお話を田久保さんと致しました。この危機感を共有して下さればと思います。
そしてこの1年、いろんな事がありましたが、皆様のお支えを得て何とか無事に放送を続けてきました。
来年はもっと強く、明確なメッセージを発し続けたいと願っています。
必ず日本再生の最先端を言論テレビは走り続けます。今年一年ありがとうございました。来年もよろしくお願い致します。
≪対談で語られた論点≫
1.安倍総理はすべての面で 「総合力」が高い
2.安倍さんだけが憲法改正に実際に手を付けた
3.安倍さんはプーチンと親しくなることで中国を牽制
4.日本の政治家は戦術ばかりで戦略ができない
5.明治の偉人の視点は世界に向いていた
6.日本は真珠湾戦術で勝利、日米関係の戦略で負けた
7.NATO創設者イスメイの戦略とは?
8.ウクライナ戦争でドイツを戦後を脱皮しつつある
9.ウクライナで全ての国際情勢が一瞬で変わった
10.政治家は戦略、戦術は官僚に任せろ
11.明治維新は世界を見た若者が日本を動かした
12.ウクライナでも目が覚めない日本の政治家
13.安倍さんなしでは米印関係はうまくいかない
14.アメリカは同盟国外交で難局を乗り切れるか
15.強い同盟国日本はアメリカにも心強い
16.中国ゼロコロナ政策頓挫で再び世界が感染危機
17.白紙運動が習近平独裁を打ち壊す可能性
18.岸田首相は維新の志士となり吉田ドクトリン撤廃すべし
19.日本の軍事力増強に反対するのは中国だけ
20.台湾は憲法改正し独立国なり日本と協力すべし
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田久保忠衛
外交評論家,国家基本問題研究所副理事長
1933年千葉県生まれ。早稲田大学法学部卒、時事通信社外信部長、編集局次長を経て、杏林大学社会科学部教授。アメリカ外交、国際関係論が専門、1996年第12回正論大賞受賞。現在、公益財団法人「国家基本問題研究所」副理事長、杏林大学名誉教授。著書に『ニクソンと対中国外交』、『激動する国際情勢と日本』、『新しい日米同盟―親米ナショナリズムへの戦略』、『早わかり・日本の領土問題-諸外国と何をモメているのか』など多数。
※ プロフィールは放送日2022.12.30時点の情報です
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ロシアを従え、グローバルサウスを懐柔し、アメリカの向こうを張って、日本への攻勢を強める独裁国家。狙いを定めたターゲットはありとあらゆる手段で籠絡、法の不備を突いて深く静かに侵略を進め、露見したら黒を白と言い張る謀略の実態と大きく揺らぐ中国共産党の足元を確かな取材で看破し、「不都合な真実」を剔抉する。
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