- 2013.08.29
- 一般公開
呉善花氏、入国拒否の蛮行を悲しむ
『週刊新潮』 2013年8月29日号 日本ルネッサンス 第571回 日韓関係が険悪である。日本側から見れば理解し難い理由を掲げて日本非難を強めるのが朴槿恵政権だ。日本は韓国の反日理由を分析し、間違っても韓国に好かれようなどと思ってはならない。一目も二目もおかれる強くしっかりした国として、筋を通さなければ問題は永続する。 ...
『週刊新潮』 2013年8月29日号 日本ルネッサンス 第571回 日韓関係が険悪である。日本側から見れば理解し難い理由を掲げて日本非難を強めるのが朴槿恵政権だ。日本は韓国の反日理由を分析し、間違っても韓国に好かれようなどと思ってはならない。一目も二目もおかれる強くしっかりした国として、筋を通さなければ問題は永続する。 ...
『週刊ダイヤモンド』 2013年8月10日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 997 呉善花氏が韓国入国を拒否された事件は、「産経新聞」が一面トップで報じるなど、日本では大きく扱われた。拒否の理由は不明だが、彼女の韓国批判が原因であるのはほぼ間違いないだろう。呉氏は15年前に日本国籍を取得した。元韓国国民による祖国に対する批判は許せないという感情が、韓国内にあるのは確かだ。しかしそれが入国拒否という政府の行動につながっていくのは常識では考えられない。彼女が語ったように、これは言論の自由への挑戦であるとともに韓国の文明度をおとしめるだけのことだ。 ...
『週刊新潮』 2013年8月8日号 日本ルネッサンス 第569回 オバマ大統領の凋落が著しい。 ...
『週刊ダイヤモンド』 2013年8月3日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 996 安倍自民党の圧勝に終わった参議院議員選挙を振り返ると、いろいろなことが見えてくる。NHKをはじめ各テレビ局が主催した党首討論会では、自民党対その他の政党という構図の中で、自民党が孤立しているかに思えた。 ...
『週刊新潮』 2013年8月1日号 日本ルネッサンス 第568回 参院選挙後、日本は憲法改正、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)など、多くの重要事案の解決に取り組まなければならない。そのとき、日本人と日本国がなすべき課題を無自覚に先延ばししたり、自主独立国としての揺らがぬ心構えを欠いたりする場合、日本は中国に席巻されかねない。彼らの風下に立たされ、屈辱を味わわされることも覚悟しなければならない。そのことを中国人の「学び」を通して感ずるのである。 ...
『週刊ダイヤモンド』 2013年7月27日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 995 安倍自民党政権の参議院選挙での圧勝を前提にして、選挙後の政治課題についての議論が盛んである。その中で安倍晋三首相周辺から発信されるメッセージの中に、気になるものがある。 ...
『週刊新潮』 2013年7月25日号 日本ルネッサンス 第567回 いま、憲法改正を論ぜずして、いつ論ずるというのであろうか。私たちに出された宿題は疾うの昔に期限切れだ。にも拘わらず、政党も候補者も、メディアを含む日本全体が憲法改正を論ずることを避けているのではないか。 ...
週刊ダイヤモンド』 2013年7月20日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 994 2013年版の「防衛白書」が7月9日に発表された。冒頭に小野寺五典防衛相の言葉があり、目立つ縦書きで「国民の生命・財産と領土・領海・領空を守り抜く」と明記されている。従来の防衛白書に見られなかった表現であり、日本国政府の決意がうかがえる。 ...
『週刊新潮』 2013年7月18日号 日本ルネッサンス 第566号 7月21日の参議院議員選挙を前にして、投票率が非常に低くなるとの予測が頻りである。自民一強野党多弱の情勢なら、投票しても結論は同じ、詰まらないから投票しないというのがひとつの理屈らしい。 ...
『週刊ダイヤモンド』 2013年7月13日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 993 朴槿恵韓国大統領の中国訪問時の詳細を知るにつけ、韓国と朝鮮半島の未来が案じられる。6月27、28両日の北京訪問で、朴、習近平両首脳は計7時間半、会談した。中韓間には宗主国としての中国が韓国を属国として扱った過去の既視感が漂っている。 ...
『週刊新潮』 2013年7月11日号 日本ルネッサンス 第565回 菅直人元民主党代表は、最小不幸社会の実現という後ろ向きの公約を掲げて首相としての仕事を始め、3・11の大震災への無策極まる対応で国民に愛想をつかされて、政権を手放した。 ...
『週刊ダイヤモンド』 2013年7月6日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 992 6月26日、英国公使のジュリア・ロングボトム氏と日本の憲法改正について語り合った。彼女の関心の一つは自民党憲法改正案の意味と改正の時期だった。「朝日新聞」などの報道故か、自民党改正案は保守的過ぎないかという感じ方があるのは興味深い。 ...
『週刊ダイヤモンド』 2013年6月29日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 991 自民党政調会長の高市早苗氏が「東京電力福島第一原発で事故が起きたが、それによって死亡者が出ている状況ではない。最大限の安全性を確保しながら(原発を)活用するしかない」と発言し、民主党幹事長の細野豪志氏が18日、即反応した。細野氏は避難生活で亡くなった「震災関連死」に触れて高市氏を「当事者意識もなく原子力政策を進めるのは与党政調会長として失格だ」と厳しく批判した。福島県は18日、「震災関連死は1415人、現在も県民15万人以上が避難生活中」と発表した。 ...
『週刊新潮』 2013年6月27日号 日本ルネッサンス 第563回 3・11の原発事故でいまも古里に戻れない福島県浪江町の人々1万4,000人が、町主導で東京電力に月額1人当たり35万円の補償を求めることが明らかになった。「年齢、性別、健康状態、生活環境、避難の経過」などに関わりなく、町民が受けた精神的苦痛に対して一律35万円の要求である。 ...
『週刊ダイヤモンド』 2013年6月22日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 990 6月7、8日の両日、米西海岸の美しい保養地に立つアネンバーグ別荘で行われた米中首脳会談の全容についての情報はいまだ明らかではない。したがって、会談の意味について断定は出来ない。そうした中でも確かなことは、米中両国が友好関係の確立を演出したものの、ほとんどの事柄について、合意が得られなかったこと、中国の野望と焦りが明らかになったことなどであろう。 ...
『週刊新潮』 2013年6月20日号 日本ルネッサンス 第562号 6月7、8日の米中首脳会談を日本の視点で見れば、国際政治についての複雑な想いが生まれる。 ...
『週刊ダイヤモンド』 2013年6月15日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 989 野中広務元自民党幹事長が北京を訪れ、6月3日、中国共産党政治局常務委員の劉雲山氏と会談した。その席で、野中氏は、「尖閣諸島の棚上げは日中共通認識だった。日中国交正常化交渉の際、当時の田中角栄首相と中国の周恩来首相の間で棚上げの合意があったという趣旨の話を、田中氏から後に聞いた」と伝えたそうだ。野中発言は中国の思惑にぴったり沿うもので、中国メディアが大きく報道したのも当然だ。私は氏の発言を知って、思わず慰安婦問題を連想した。 ...
『週刊新潮』 2013年6月13日号 日本ルネッサンス 第561回 自民党の参議院選挙の公約から憲法96条の先行改正が外される見込みである。安倍晋三首相は攻めどころを間違えていないか。 ...
『週刊ダイヤモンド』 2013年6月8日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 988 関東地方が梅雨入りである。平年より1週間も10日も早いそうだ。私は母と同じく晴れ女とよく言われるのだが、雨も好きである。 ...
『週刊新潮』 2013年6月6日号 日本ルネッサンス 第560回 尖閣諸島沖の領海への中国の侵犯が日常化し、中国の戦闘機の飛来及び軍艦の通過が頻繁に行われている。 ...
1,870円(税込)
ロシアを従え、グローバルサウスを懐柔し、アメリカの向こうを張って、日本への攻勢を強める独裁国家。狙いを定めたターゲットはありとあらゆる手段で籠絡、法の不備を突いて深く静かに侵略を進め、露見したら黒を白と言い張る謀略の実態と大きく揺らぐ中国共産党の足元を確かな取材で看破し、「不都合な真実」を剔抉する。
990円(税込)
「日本を取り戻す」と叫んだ人。古事記の神々や英雄、その想いを継いだ吉田松陰、橋本左内、横井小楠、井上毅、伊藤博文、山縣有朋をはじめとする無数の人々。日本史を背負い、日本を守ったリーダーたちと安倍総理の魂と意思を、渾身の筆で読み解く。
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核恫喝の最前線で9条、中立論、専守防衛、非核三原則に国家の命運を委ねる日本。侵略者を利する空論を白日の下にさらす。 【緊急出版】ウクライナ侵略、「戦後」が砕け散った「軍靴の音」はすでに隣国から聞こえている。力ずくの独裁国から日本を守るためには「内閣が一つ吹っ飛ぶ覚悟」の法整備が必要だ。言論テレビ人気シリーズ第7弾!