- 2014.08.23
- 一般公開
慰安婦報道を22年放置した朝日新聞は廃刊し謝罪すべし
『週刊ダイヤモンド』 2014年8月23日号新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 10478月5、6両日、「朝日新聞」が自社の慰安婦報道を検証し、報道の一部は虚偽だったとして、記事を取り消す旨を発表した。日本軍や政府が女性たちを強制連行したという慰安婦報道のいわば旗振り役だった「朝日」の検証はしかし、極めて不十分で責任逃れの感を否めない。「朝日」の主張を支えてきた柱の一つが吉田清治氏(故人)の、軍命によって済州島に出掛け「女の狩り出し」を命じたという「告白」証言だった。この話は、しかし、1992年3月には現代史家の秦郁彦氏が現地調査で虚偽であることを報じている。にも拘わらず、「朝日」はその後、今日まで吉田証言を放置し、約22年後のいま、ようやく取り消したのである。...