- 2026.03.19
- 一般公開
「イラン紛争」で中東の勢力図は大転換
『週刊新潮』 2026年3月19日号日本ルネッサンス 第1187回3月9日、殺害されたイランの最高指導者・ハメネイ師の後継者が、師の次男・モジタバ師(56)に決定した。イラン・イスラム共和国の新たな最高指導者となったモジタバ師は長年、裏方として活動し、イスラム革命防衛隊とは深い関係にあると、「イラン・インターナショナル」紙が報じた。米紙「ウォールストリート・ジャーナル」(WSJ)は3月9日、モジタバ師の就任は「これまでのイランの戦略が継続されることを意味する。国内での抑圧と国外への抵抗だ」と分析し、モジタバ師を以下のように紹介した。師はイスラエルと米国の「壮絶な怒り」作戦で父のハメネイ師のみならず、母親、妻、息子を失った。革命以前、彼は父親がパーレビ国王の秘密警察に繰り返し逮捕され殴打されるのを見せられたという。幼い頃から父の受けた弾圧を目にし、心の奥深くに憎悪の種を宿したであろうことは容易に想像がつく。...