- 2019.02.28
- 一般公開
韓国国会議長の暴言は、歴史修正の典型
『週刊新潮』 2019年2月28日号日本ルネッサンス 第841回韓国の国会議長、文喜相(ムンヒサン)氏の暴言が止まらない。元慰安婦に関して天皇陛下の謝罪を求めた自らの発言に対し、日本が謝罪と撤回を要求した件について、2月18日の韓国の聯合ニュースの取材に応じ、日本を「盗人たけだけしい」と批判した。「謝罪する側が謝罪しないのに、なぜ私に謝れというのか」というのだ。そもそもの発端は、7日に文氏が米ブルームバーグ通信の取材に、天皇陛下を「戦犯の主犯の息子」と表現し、「そんな方が(元慰安婦の)おばあさんの手を握り『本当にすまなかった』と一言あれば(問題は)解決する」(日本の各紙報道)と語ったことだ。安倍首相は13日の衆院予算委員会で「(文氏の発言には)多くの国民が驚き、怒りを感じただろう。極めて遺憾だ」と批判し、文氏に謝罪と撤回を求めた。菅義偉官房長官も河野太郎外相も同様に厳しく対応した。...