- 2021.09.23
- 一般公開
河野支持、若手議員はそれで良いのか
『週刊新潮』 2021年9月23日号日本ルネッサンス 第967回自民党総裁選挙は河野太郎、岸田文雄、高市早苗の三氏で争われる。どの世論調査でも河野氏が断トツに高い支持率を得ている。これら一連の数字に強く影響されて、自民党議員、三回生以下の若い議員が河野氏の支援に回ろうとしている。ここでは都合上、年齢に関わりなく彼らを「若手議員」と呼ぶ。彼らに問いたい。なぜ河野氏なのか、と。慌てふためいて河野氏の旗の下に馳せ参じる若手議員は、安倍晋三前首相に寄せられた国民の強い支持ゆえに当選した人々だと言ってよい。安倍氏は6回選挙を打って全ての選挙で圧勝した。2017年の選挙ではなんと衆議院で284人を獲得した。その結果、自民党議員の100人以上が三回生以下、全体の4割近くを占める勢力だ。彼らは多くの場合、自力に自信がない。そこで党の顔に人気者を据えて選挙を戦いたいと考えている。総裁の人気で自らに足らざるところを補ってもらわなければ落選の可能性があるからだ。...