- 2019.06.06
- 一般公開
北方領土奪還のときは必ず来る
『週刊新潮』 2019年6月6日号日本ルネッサンス 第854回ビザなし交流で北方領土を訪れた衆議院議員、丸山穂高氏の言動は論外だが、総じて北方領土の現状についての国会議員、とりわけ野党議員の認識の貧しさには驚くばかりだ。ビザなし交流は平成4(1992)年に始まった。日露双方が年間600人を上限に参加できる。日本からの訪問者は元島民の皆さんと親族、返還運動関係者、報道関係者、国会議員などである。議員は各党から選ばれるが、自民党のように大きな政党の議員は中々順番が回ってこない。あくまでも一般論ではあるが、自民党議員は北方領土訪問団の一員に選ばれるまでに部会などの勉強会でそれなりの勉強をすると、東海大学教授の山田吉彦氏は指摘する。...