- 2019.02.16
- 一般公開
柔軟路線へ移行する米国の対北朝鮮政策 日本にとっても朝鮮半島外交は正念場だ
『週刊ダイヤモンド』 2019年2月16日号新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 1267 トランプ米政権の北朝鮮担当特別代表、ステファン・ビーガン氏が、その職に就いて5カ月、初めて公式の場で講演した。1月31日、スタンフォード大学での講演で明確になったのは、トランプ政権の対北朝鮮政策の進め方が変わるということだ。一口にいえば、北朝鮮が核廃棄を明確な形で成し遂げない限り見返りは与えないという、日本が繰り返し主張してきた原則論から、より柔軟な路線への移行をトランプ政権は考えているとみられる。ビーガン氏は開口一番、「トランプ大統領は戦争(朝鮮戦争)を終了させる準備を整えている。終わったのだ。我々の北朝鮮侵略はない。我々は北朝鮮の政権転覆を目指してはいない」「私、そしてもっと大事なのは合衆国大統領が、過去70年間の朝鮮半島における戦いと憎しみを終わらせる時だと確信していることだ」と、述べた。...