- 2013.04.18
- 一般公開
保守の面目躍如、サッチャー氏の軌跡
『週刊新潮』 2013年4月18日号 日本ルネッサンス 第554回 元英国首相のマーガレット・サッチャー氏が4月8日、87歳で死去した。私は彼女の語る英語がとても好きだった。文節を明確に切るその語り方はいつも耳に心地よく響いた。党首討論で野党の批判に間髪を容れずに反論する姿も小気味よかった。彼女の言葉は、主張を貫く論理と確信、理性的でありながら熱く迸る情熱ゆえに一層魅力的に響いた。 ...
『週刊新潮』 2013年4月18日号 日本ルネッサンス 第554回 元英国首相のマーガレット・サッチャー氏が4月8日、87歳で死去した。私は彼女の語る英語がとても好きだった。文節を明確に切るその語り方はいつも耳に心地よく響いた。党首討論で野党の批判に間髪を容れずに反論する姿も小気味よかった。彼女の言葉は、主張を貫く論理と確信、理性的でありながら熱く迸る情熱ゆえに一層魅力的に響いた。 ...
『週刊ダイヤモンド』 2013年4月13日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 981 3月28日、熊本県菊池市を訪れた。美しく平和な佇まいの中、あちらにもこちらにも驚くほど多くの桜の森があった。 ...
『週刊新潮』 2013年4月11日号 日本ルネッサンス 第553回 4月2日付の「インターナショナル・ヘラルド・トリビューン」紙に、北京の作家、閻連科氏が「中国政府が仕掛ける記憶喪失」と題して長大な論文を寄稿した。 ...
『週刊ダイヤモンド』 2013年4月6日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 980 3月26日、在日本朝鮮人総連合会(朝総連)の中央本部の土地・建物が競売にかけられ、池口恵観(えかん)氏が法主を務める最福寺(鹿児島市)が45億円の高値で落札した。最低価格の2倍弱、45億円の手当はすでについているとのことだが、池口氏が、落札した建物を朝総連に貸してもよいと語ったのには驚いた。その場所を「世界の民族融和」の拠点にしたいというのだ。 ...
『週刊新潮』 2013年4月4日号 日本ルネッサンス 第552回 普天間飛行場の名護市辺野古沖への移設に向けて、3月22日、安倍政権が公有水面埋め立て承認申請書を沖縄県北部土木事務所に提出した。沖縄の2大紙、「琉球新報」も「沖縄タイムス」も翌日の朝刊で一斉に報じたが、紙面が反対論で埋め尽くされたのは予想通りだった。以降、「反対」を基軸に報道が過熱していくであろうことは、これまでの事例から容易に推測出来る。 ...
『週刊ダイヤモンド』 2013年3月30日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 979 韓国がおかしい。 ...
『週刊新潮』 2013年3月28日号 日本ルネッサンス 第551回 国民がどれだけ自主独立のまともな国を欲しているかが、安倍晋三首相への高い支持率に反映されている。 ...
『週刊ダイヤモンド』 2013年3月23日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 978 春闘で軒並み満額回答が出されている。裾野が広く経済全体に大きな影響を与える自動車業界では、大手10社中マツダを除く全社が満額回答だ。円安の影響もあるが、安倍晋三首相の経済界に対する賃上げ要請がきっかけになっているのも確かであろう。 ...
『週刊新潮』 2013年3月21日号 日本ルネッサンス 第550回 3月10日、南シナ海で中国が「常態化した巡回航行による漁業保護」活動を開始したと、12日付の「産経新聞」が伝えた。 ...
『週刊ダイヤモンド』 2013年3月16日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 977 東日本大震災から2年になる。この間、復旧復興はどれほど進んだかといえば、極めて遅い速度である。典型的なのががれき処理である。昨年12月時点で、岩手、宮城、福島3県の平均で33・6%しか処理されていない。 ...
『週刊新潮』2013年3月14日号 日本ルネッサンス 第549回 外交専門雑誌『フォーリン・アフェアーズ』(以下FA)の3,4 月号に日本通で知られるジェラルド・カーチス氏が「日本の慎重なタカ派達(Japan’s Cautious Hawks)」という題で論文を寄せている。 ...
『週刊ダイヤモンド』 2013年3月9日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 976 訪米の成功と日米同盟の強化、さらにTPP(環太平洋経済連携協定)交渉への参加決定で、安倍晋三首相の支持率が右肩上がりである。内政外交共にスピード感を伴った政治を見るのは久しぶりであり、大きな山場を、安倍首相は一つも二つも越えたといえる。 ...
『週刊新潮』 2013年3月7日号 日本ルネッサンス 第548回 日米首脳会談は終わってみれば成功だった。政治の勢いとはこういうものかと思わせる安倍晋三首相の訪米で、事前に抱いていた危惧はともかくも、当面は払拭された。 ...
『週刊ダイヤモンド』 2013年3月5日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 975 福島県相馬市で2011年6月、酪農業の菅野重清さん(当時54歳)が「原発さえなければ」と書き残して自殺した。今年2月20日、妻のバネッサさん(34歳)が、東京電力に慰謝料など1億1,000万円を求めて東京地方裁判所に提訴すると発表、同日夜の「報道ステーション」で古舘伊知郎氏は、菅野さんは搾ったミルクをジャブジャブ捨てていた、毎日がこの繰り返しだったと沈痛な表情で伝えた。 ...
2月21日から訪米する安倍晋三首相の外交は容易ではない。 首相就任以来のスピード感を伴った方針決定が国民の好感を呼び、どの新聞の調査でも支持率は右肩上がりだ。これらはしかし、およそみな、国内政策に対する評価であろう。 外交、防衛分野の課題はいずれも難題である。日米関係は日本にとって最重要の同盟関係であるにも拘らず、普天間飛行場の移設、集団的自衛権の行使容認、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)参加など、本来ならこれこそスピード感をもって踏み込まなければならない事案に足踏み状態が続く。日米首脳会談で安倍政権の勢いにさらに弾みをつけるにはハーグ条約への加盟に加えて、少なくともTPP参加に道筋をつけなければならない。外交、安全保障で積極果敢に自主独立の路線を押し進めなければ日本の立場は急速に米欧、または米中の狭間に沈んでしまうと考えるべきだろう。 ...
『週刊ダイヤモンド』 2013年2月23日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 974 北朝鮮が2月12日、核実験を行った。2006年10月と09年5月に続く3度目の実験である。北朝鮮当局は今回の実験を「爆発力は大きいが、小型化、軽量化し、高い水準で安全に完璧に(核実験を)実施した」と発表した。事実ならアジア・太平洋諸国は新たな深刻な危機に直面する。 ...
『週刊新潮』 2013年2月21日号 日本ルネッサンス 第546回 尖閣諸島の海と空で中国の軍事的挑発が続く。私たちは中国の挑発にどう対処すべきだろうか。 ...
『週刊ダイヤモンド』 2013年2月16日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 973 尖閣諸島の海と空が尋常ならざる緊迫の中にある。 ...
『週刊新潮』 2013年2月14日号 日本ルネッサンス 第545回 過日、3・11の大震災と大津波にも生き残った東京電力福島第二原子力発電所(以下2F)を訪れた。2Fには1号機から4号機まで各々110万キロワット、計440万キロワット出力の原発があり、2011年3月11日当日は全てがフル稼働していた。第一原子力発電所(以下1F)では1号機から6号機の内、4~6号機は停止中で、1~3号機の総出力は202・8万キロワットだった。 ...
『週刊ダイヤモンド』 2013年2月9日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 972 1月27日、「オスプレイ配備に反対する沖縄県民大会」実行委員会の主催で、東京・日比谷野外音楽堂で「NO OSPREY 東京集会」が開かれ、主催者発表で4000人が集った。翌日の「沖縄タイムス」「琉球新報」両紙の紙面は、右の東京集会とオスプレイ反対を伝える写真とコメントで埋め尽くされた。両紙は6~7ページ分という圧倒的な分量の紙面を割いて東京集会と反対論を報じたが、その報道ぶりは凄まじい。 ...
1,870円(税込)
ロシアを従え、グローバルサウスを懐柔し、アメリカの向こうを張って、日本への攻勢を強める独裁国家。狙いを定めたターゲットはありとあらゆる手段で籠絡、法の不備を突いて深く静かに侵略を進め、露見したら黒を白と言い張る謀略の実態と大きく揺らぐ中国共産党の足元を確かな取材で看破し、「不都合な真実」を剔抉する。
990円(税込)
「日本を取り戻す」と叫んだ人。古事記の神々や英雄、その想いを継いだ吉田松陰、橋本左内、横井小楠、井上毅、伊藤博文、山縣有朋をはじめとする無数の人々。日本史を背負い、日本を守ったリーダーたちと安倍総理の魂と意思を、渾身の筆で読み解く。
968円(税込)
核恫喝の最前線で9条、中立論、専守防衛、非核三原則に国家の命運を委ねる日本。侵略者を利する空論を白日の下にさらす。 【緊急出版】ウクライナ侵略、「戦後」が砕け散った「軍靴の音」はすでに隣国から聞こえている。力ずくの独裁国から日本を守るためには「内閣が一つ吹っ飛ぶ覚悟」の法整備が必要だ。言論テレビ人気シリーズ第7弾!