「これ、読売？」５・15の朝刊を手にした人は「朝日」と思ったに違いありません。安定的な皇位継承に向けて与野党協議が続いているにもかかわらず、最大部数を誇る読売が議論から消えている「女系天皇」提言など大キャンペーンを行いました。
　櫻井キャスターは「週刊新潮」のコラムで、読売の記事の中に意図的な歪曲があると指摘しています。宮中祭祀は天皇陛下お一人がなさるもので女性皇族のお勤めの範疇ではないこと、与野党協議では女性宮家の創設に各党の意見が「概ね一致している」など「女系」提言に向けて事実の歪曲があるではないかと述べています。
　いったい誰が主導し、なぜこの時期に提言をしたのか。この背景に何人かの政治家の影も見え隠れします。
　5月30日金曜夜9時『櫻井よしこの言論 テレビ』第658回生放送は、作家の竹田恒泰さんをお迎えし、読売「女系」一大キャンペーンを論じます。
　どうぞお楽しみに！

【ゲスト】
竹田恒泰 作家
昭和50年に東京生まれ。生家は旧皇族・竹田家で、明治天皇の玄孫に当たる。慶應義塾大学法学部卒業、憲法学・史学の研究に従事する。日本オリンピック委員会（ＪＯＣ）会長の竹田恒和氏は父。平成18年に著書『語られなかった皇族たちの真実』で山本七平賞を受賞、その他『エコマインド～環境の教科書』、『皇室へのソボクなギモン』（共著）、『旧皇族が語る天皇の日本史』、『面白いけど笑えない中国の話』、『面白いけど笑えない韓国の話』など著書多数。ニコニコ動画「竹田恒泰チャンネル」で新聞記事解説を配信中。