- 2016.11.26
- 一般公開
ダライ・ラマ法王14世が語った3つの事柄に対するコミット
『週刊ダイヤモンド』 2016年11月26日号新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 115911月16日、チベット仏教最高位のダライ・ラマ法王14世は、赤い法衣から右腕を出したまま、にこやかに車から降り立った。衆議院第1議員会館大講堂で超党派の議員団が主催する法王の特別講演会が行われるのだ。 私は議員ではないが、同会の世話人就任を依頼された。理由は5年前、シンクタンク「国家基本問題研究所」が超党派議員団と共にインドを訪れたときに、自民党の下村博文、山谷えり子両氏と共にインド北部のダラムサラにチベット亡命政府を訪ね、法王にお会いし、それが日本国議員団とチベット交流の嚆矢となったからだろう。...