- 2016.02.25
- 一般公開
一見平和な日本、だが千葉沖に中国の脅威
『週刊新潮』 2016年2月25日号日本ルネッサンス 第693回千葉県銚子市、九十九里浜沖で中国の情報収集艦が頻りにデータを取り続けている。その理由を、東海大学教授の山田吉彦氏はインターネット配信の「言論テレビ」の番組で次のように説明した。「温暖化で潮流も海水温度も変化しています。黒潮(フィリピン東方から台湾、南西諸島、日本列島の南岸から、銚子沖に走り太平洋に溶け込む潮流)は時速約3海里、大体5・6キロ。その流れに乗る形で気づかれずに日本に接近するためのデータ収集です。彼らは日米の潜水艦が展開する海域も探っています」 ...