- 2017.08.10
- 一般公開
ベテラン記者の警告、メディアの驕り
『週刊新潮』 2017年8月10日号日本ルネッサンス 第765回いま読むべき書は廣淵升彦氏の『メディアの驕り』(新潮新書)だと言ってよい。わが国では加計学園問題で、「朝日新聞」「毎日新聞」「東京新聞」をはじめ、放送法によって公正中立を求められている「NHK」など、いわゆる「主流」の報道機関がメディア史に汚点として残るであろう偏向報道に狂奔中だ。民放各局の報道番組の大半、ワイドショーの殆ども例外ではない。そんな中、廣淵氏が警告する。「変に使命感に駆られ、存在もしない物事を興奮気味に伝える報道が、どれほど危険なものか」と。...